津田駒工業 (6217)

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・上場市場 東証1部
・会社名  津田駒工業株式会社
(つだこまこうぎょう 英称:Tsudakoma Corp)
・証券コード 6217
・業種     機械
・決算    11月
・設立年 1939年12月
・上場年 1961年10月

・1株価格133円(5/19終値)、最低売買単位:1000株、1単元価格:約13万3000円

・予想PER45.86倍、実績PBR0.57倍、予想配当利回り0%

管理人評価D

【会社紹介】

津田駒工業は繊維機械で総合首位を保っている会社で、ジェットルームの生産数で世界1位を維持しています。


1909年に創業した津田駒工業は長い歴史を経て、時代に合った最新機械を販売して利益を得てきたのが誇りです。津田駒工業は「革新技術の開発を通じ、お客様の個性を活かす製品」を販売するのが重要だと考えているのです。

多様な価値観を受け入れる「和の心」を重視しており、和心を発揮してグローバル社会に対応する予定です。

常に最高の品質を目指して社会に貢献する意識を保っている津田駒工業は、ものづくり企業としてのプライドと真理を重視している価値の高い会社です。

【赤字体質から抜け出せるか!? 技術力は長けている津田駒工業】

津田駒工業は赤字体質が長く続いており、赤字決算から完全に抜け出すのが重要になります。

繊維機械、ジェットルームという「世界を代表する商品」を取り扱っている津田駒工業のポテンシャルは決して低いわけではありません。しかし、株主が求めるのは利益という名の結果であり、結果を出さないと株価も大きく下がってしまいます。

現在、津田駒工業はPER値がとても割高で割安株投資に向いている株ではありません。

しかし、復配を実行して株主に対して利益を還元すれば信頼を取り戻すことも可能になります。

私は「世界を代表する自社製品を取り扱っている会社は強い」という持論を抱いています。

津田駒工業は強い会社に該当しますが、黒字体質を身につけて「本物の強さ」を得るのが重要ではないでしょうか。

来期は黒字決算が予測されていますが、強く意識して欲しいのは「黒字決算を維持すること」です。そして利益過剰金がマイナスな状態からプラスに転換させ、利益を上げ続ける組織体制を作り上げるのが重要になります。

【津田駒工業の財務分析】

津田駒工業は決算が安定していないのが難点です。

2013年通期決算の売上高は411億7700万円、営業利益はマイナス5億1200万円、経常利益はマイナス6億600万円で前年度より赤字幅が縮小しています。純利益もマイナス6億9800万円で、良い結果を残したわけではありません。

来期は黒字回復が予測されています。

中国市場は生産設備の近代化に力を注いでおり、津田駒工業にとって追い風となる状況が続いています。復配の可能性があるのはグッドニュースです。

財務状態は微妙です。

自己資本比率は35.3%。有利子負債額は82億8000万円です。

【津田駒工業株に向いている投資スタイル】

津田駒工業は判断が難しい株です。

自社商品の魅力に優れているので、「商品力や開発力」を評価して長期投資する手段もアリになります。しかし、利益額を分析すると優秀な決算を残しているとは言い難いので、今後の決算を判断するかが重要になります。

今後、黒字体質を維持することができるのであれば、津田駒工業は長期投資を行なう価値はあると思います。

しかし、一時的に黒字を達成しても翌年また赤字転落すれば「安定した利益を出す組織体制が築けていない証拠」になるため、長期投資を行なうのはかなりリスクが高いです。

個人的な意見を述べると、配当金収入に期待するのも難しい津田駒工業は投資の対象外です。

(上記の情報は2014年5月20日に記載しました)


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