カゴメ(2811)の感謝経営がなぜ会社として素晴らしいのか?

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東証一部上場企業にカゴメ(2811)という会社が存在します。


出典 matome.naver.jp

有名ですよね。カゴメ。99.6%が個人株主で19万人もの株主がいるカゴメは、多くの人たちに支えられている稀有な企業として評価することができます。

ここまで個人株主が増えたのは株主優待がトマト製品で実用的で嬉しいとか、コミュニケーションをしっかり取っているとか色々あるのですが、本質は「多くの人から愛される企業である」という点でしょう。

私はカゴメという会社が本気で凄いと思っています。本質を追求している。その本質とは人類愛であり、感謝なんですよね。

2000年にカゴメは経営理念を選定しました。

「感謝」に経営理念を変えたのです。

これは本質を掴んでいます。というのも経営、ビジネスというものはより多くの人達に価値をお届けし、多くの人に貢献することが本質だからです。

だからこそ、感謝なんですよ。

これは私の経験談になりますが、人生の本質は感謝であることにようやく気付きました。というのも感謝という感情・言葉・行動というものはビジネスの本質にも直結するからです。

ビジネスの本質とは何でしょうか?

会社の存在意義とは何でしょうか?

人間の存在価値とは何でしょうか?

様々な答えが出ると思いますが、私は「人様の役に立つこと」だと思っています。中には経営を存続させるのが会社の存在意義だとおっしゃる社長もいらっしゃいますが、私はそうは思いません。人様に価値を与えない会社は潰れた方が良いからです。

人生の意義とは何でしょうか?

これは人によって答えは変わります。愛する人と一緒にいたいとか、自分だけ楽しく暮らして生きたいとか。まずは私欲を満たし、自分自身が幸せになった後に初めて社会貢献や人様に価値を与えるのが究極に幸せな人生だと気づくことができるのです。

アドラー心理学がまさにその本質を突いていますね。

アドラーは「他者貢献こそが幸せになる本質」と言っていますからね。綺麗事じゃないですよ、これ。本質なんです。

カゴメは1899年の創業以来、なぜ今まで生き残ってこれたのか?

なぜ今も黒字企業として活躍しているのか?

なぜ多くの人からこれほどまでに愛されるのか?

理由は単純なんです。カゴメはトマト製品を通じて多くの人に、「美味しさや健康という価値」を提供しているから東証一部大企業として活躍しているだけなんです。

多くの人に価値を提供する……。これがビジネスの本質であり、会社の存在価値だと私は信じて疑いません。結局仕事というものは人様の役に立つために取り組む行動なので、第一優先すべきなのは人様に対する貢献なのです。


出典 www.kagome.co.jp

カゴメの経営理念である「感謝経営」

これ、本物ですよ。何が本物かって感謝されて喜ばない人はいないし、取引先やお客様などに感謝することによって愛が生まれます。

陳腐な言葉だと捉える人もいらっしゃるでしょうが、この愛ってとても大切なんですよ。

愛とは、突き詰めれば人類愛です。人間に対する愛があるから多くの人に価値を提供したい、仕事を通じて人々のお役に立ちたいという思考が生まれるのです。

恥ずかしながら以前の私はそんなことは全く思っていませんでした。ただ、色々ありまして一周回ってようやく気付きました。

「人々に価値を与えるのが一番良い結果が出る道」

「価値を与えるための行動に必要なのは、人様に対する愛」

「感謝とは、人様を愛する行為である」

この本質にようやく心の底から気づくことができたのです。

これは当たり前の理論なのですが、人間に対する愛が存在しないのに人様のために役立とうとして会社が経営できるわけがないんですよ。本気で人様に貢献したいと願ってビジネスに取り組めるわけがないんですよ。

カゴメの感謝経営っていうのは最上級の本質を掴んでいます。究極の極みと言っても過言ではありません。

会社に限らず、なぜ人はこの世に生まれてきたのか?

どうしたら人生を有意義に過ごせるか?と考えたとき、最終的にたどり着く答えが「他者貢献」だからです。

カゴメの事業も一貫しています。健康にも良くて美味しいトマト製品を人々に提供し、高い価値を与える。多くの人に喜んでいただくビジネスを行っているから儲かるし存続可能な会社として君臨しているだけなのです。

本気で感謝しているか、価値を提供したいと思っているかは行動で分かりますからね。事業内容で分かります。お金儲けだけが目的の事業をしていたら偽物です。

申し訳ないですが、私は口先だけ立派な人や表面上良い顔をしている人は見抜きます。

カゴメは本物ですね。

私が長期投資して安定資産を築くなら間違いなくカゴメに投資しますね。大切なのはビジネスモデルではなく、いかに本質を掴んでいるかということですよ。

その本質は人様に対する貢献です。これは人生でもビジネスでも同じことが言えます。

他者への貢献なくして自分が満たされることもなければ、存在価値の高い会社になることもありまえません。これは確信を持って言えます。絶対にありえません。

お客様の立場に立って考えれば分かることなんですけどね。常日頃から感謝して人間に対する愛が存在する会社が提供するサービスと、自社が儲けるためだけに提供するサービス。

お客様は見抜きますよ。

まあ、そもそも後者の立場でビジネスをしても絶対に自分は満たされないし幸せになれないんですけどね。


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