早稲田アカデミー (4718)

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・上場市場 東証1部
・会社名  株式会社早稲田アカダミー
(わせだアカデミー 英称:WASEDA ACADEMY Co., LTD.
・証券コード 4718
・業種     サービス業
・決算    3月
・設立年  1974年11月
・上場年  1999年2月


管理人評価B

【会社紹介】

早稲田アカデミーは集団指導塾を運営している会社です。


「ワセアカ」という愛称で親しまれている早稲田アカデミーは、数多くの生徒を優良校に進学させた実績があります。早稲田大学と関連性があるように感じますが、関係はありません。早稲田大学が運営している会社ではないのです。

難関校に合格させる手腕に長けており、同業他社を凌駕するブランド力が強みです。学習塾だけではなく、社会人研修事業にも進出して事業の多角化を図っています。

「本気でやる子を育てる」という教育理念を抱いており、困難を乗り越えて本気で取り組むことのできる強い人間を育てることを目標にしています。現代は「諦めやすい若者」が問題になっていますが、早稲田アカデミーはこの問題に対して真っ向から勝負しています。

【総合教育産業を目指す早稲田アカデミー】

早稲田アカデミーは現在の教育システムに満足しておらず、新たな教育ビジネスに参入する意欲が強いのです。

受託授業というユニークな事業も行っており、講師を私公立学校に出張させて生徒の成績を上げるビジネスも行っています。学習塾というスタイルに縛られず、様々な業種を通じて利益額を高めようとしている早稲田アカデミーに期待を抱いている人も多いのです。

多様化するニーズに応えるために、早稲田アカデミーは2012年4月に「早稲田アカデミーIBS」を発足しました。小学4年生までに英検2級合格を目標としている早稲田アカデミーIBSは、幼少の頃から英語教育を徹底することによってハーバード大学や東京大学に進学できる力を身につけさせることを目的にしています。

また、グローバル社会に通用する人材を育てることも重視しており、ニーズを先取りして英語の高度教育を行っているのです。

早稲田アカデミーのようにニーズが拡大されると予測される分野に参入し、実績を積んでいくのは会社が長期的に発展するために重要です。早稲田アカデミーIBSのブランド力が強くなれば今以上の躍進が期待できます。

【早稲田アカデミーの財務分析】

早稲田アカデミーは売上高を順調に伸ばしています。

2013年の売上高は180億2600万円でしっかりと売上を高めることができました。営業利益と経常利益も向上し続けており、成長企業として早稲田アカデミーを評価することは可能です。

しかし、純利益はバラツキがあります。2012年の純利益は5億8500万円でしたが、翌年は純利益額を4億6300万円まで落としてしまいました。純利益を落としたと言っても黒字経営を続けているので、悲観的になる必要はないでしょう。早稲田アカデミーの決算状態は優秀であると分析することができます。

財務面もなかなか良いです。

自己資本比率は46.9%。すぐに倒産する心配もなく、安心して長期保有できる自己資本比率を保っています。

有利子負債は18億4000万円ありますが、売上高と比較するとそこまで多くの有利子負債を抱えているわけではないことが分かります。財務面は大きな問題がないので、長期投資の対象として検討しても良いでしょう。

【早稲田アカデミー株に向いている投資スタイル】

早稲田アカデミーはバランスの良い株です。

大きな弱点を抱えておらず、決算内容も優秀なのが早稲田アカデミーの長所です。しかし、その反面突き抜けた能力がないのが欠点になります。

早稲田アカデミーは教育ビジネスの成長株として投資するのがお勧めです。様々な業種に手を出しており、新しいニーズを開拓する意欲が強いので大きな成長が期待できます。

資産株として高く評価することはできませんが、安心して長期保有できる財務状態は維持しています。

また、配当金目的で早稲田アカデミー株を保有しても良いでしょう。早稲田アカデミーは安定配当の維持を目的としているので、毎年安定したインカムゲインが期待できます。配当金を受け取りつつ、会社の成長を待って長期保有するのが早稲田アカデミー株と相性の良い投資スタイルになります。

(上記の情報は2013年11月19日に記載しました)


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