一番大切な仲間という存在は株式投資では作れない

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株式投資というジャンルは本当に孤独で、「仲間を作れない」というのが株式投資の欠点になります。


出典 phuketstag.com

仲間とは、同じ組織に属していたり同じ目標を掲げて目標達成に向けて努力したりする人のことを指します。

株式投資は1人で行なうことができるので「仲間」は基本的に必要ないのです。

 

むしろ仲間なんていない方が良いです。

 

「いや、それは違う。私は株式投資で仲間がいるし、仲間と共に利益を上げている」という反論する人もいらっしゃいますが、それは本当の仲間でしょうか?

 

株式投資の仲間なんて利害関係で成り立っているだけですよ。

 

例えば私がAという銘柄を保有していたとします。

このAという株を他の人が保有していても、その人達は別に仲間でもなんでもないのです。

 

Aという銘柄を保有している人は「自分が利益を得たい」という目的が存在するのであって、「仲間のために利益を得たい」と考えていないからです。

 

株式投資で優先されるべきなのは自分の利益であり、仲間なんか全く関係ないのです。

 

利害関係だけで成り立っている仲間なんて、仲間でも何でもないですよ。

 

人間は本当に厄介なもので、「同じ組織で同じ立場」に属していないと仲間を作るのは難しいです。

例えば会社員の立場だと「同僚」という仲間を手に入れることができますが、1度会社を辞めてしまうと仲間は消えます。仲間だと思って日々働いていた相手がいたとしても、自分の立場や相手の立場が変化するだけで「仲間」ではなくなってしまうのです。

 

「経営者は孤独だ」とよく語られますが、経営者も仲間を見つけるのはほぼ無理です。

 

「自社で雇っている社員が仲間」だと公言する人もいらっしゃいますが、雇っている人は仲間でも何でもないですよ。

 

従業員の方は「お金」が貰えるから働いているだけであって、利害関係で成り立っているだけです。

立場が違う人間は絶対に仲間になれないんです。

先生と生徒が友達になれないと同じです。

経営者と投資家は基本的に孤独です。

 

株式投資で会社を辞めて専業を目指す人もいらっしゃいますが、もう1度よく考えてください。

 

専業投資家にとって1番辛いと感じるのはお金の問題です。

 

株式投資だけでお金が稼げないと生活することができないですし、精神的苦痛もとても大きいです。その次に辛いと感じるのは「孤独感」です。

 

「専業投資家は良いぜ! 働くことに縛られないし、株を売買しているだけでお金が手に入る! 投資家だったら楽に生きることができる!」と豪語する人もいらっしゃいますが、私から言わせて貰えば半分は妄想です。

 

何度も言うとおり、投資家は仲間を集めることができません。

 

「他人から株情報を教えて貰ったり、これから上がる株情報を提供して貰ったりしているから私には株仲間がいるよ」と言う人もいらっしゃいますが、それはとても危険な行為であることを自覚した方が良いです。

 

「他人の予想」のみを当てにして株を買うと大抵良い結果を得ることができません。

 

私は、「トヨタ株が下がるから空売りするべき!」と知人から言われて素直に空売りした投資家が、何千万も損しているエピソードを知っています。

 

「株情報を提供する友達」なんて、最終的に損失を出したときは誰も責任を取ってくれませんよ。

 

投資家は孤独でなくてはいけないと思っています。

孤独だからこそ「自分で稼ぐ力」を身につけたいと望むのであり、孤独だから自分の投資スキルを高めることができると解釈することも可能です。

 

そう考えると「孤独である」というのは決して悪いとは言い切れないのですが、この孤独に耐え切れない人は専業投資家になるのは止めた方が良いです。

 

私の意見を言わせて貰うと、人間は皆孤独だと思っています。

 

先ほど会社員の話を出しましたが、「会社を辞めると今まで仲間だった存在が仲間ではなくなる」のは確かな事実です。

同じ組織に属していないですし、同じ目標を達成するために努力しているわけでもないのですから、会社を辞めた途端に「他人」になります。

 

他人になると次第に交流関係が薄れ、自分が孤独であることを実感するようになります。定年退職して自分の仕事や仲間が失われ、何も気力がなくなってしまうエピソードを見るといかに見せかけの孤独が残酷なものであるか知ることができます。

 

専業投資家として勝ち続けたければ「孤独に打ち勝つ力」を身につけなければいけません。

 

「1流の経営者は孤独を愛する」という言葉が存在します。経営者は全ての決断を自分で決めねばいけず、経営リスクを背負っていない従業員は決して仲間ではないのです。

「共同経営者」なら仲間になるかもしれませんが、仲間だと思っていた存在が鬱陶しくなり、人間関係の問題で破滅するパターンが多々存在することを分析すると、経営者も投資家も「孤独を愛す力」を身につけなければどうしようもないと考えています。

 

強い立場の人間は仲間を見つけることができません。だから孤独になるのです。

 

投資家も、経営者も、資本主義社会の中では「強い立場」です。強い立場の人間は責任が重いから強い立場に身を置くことができるのです。

 

この事実をしっかり理解した上で、「投資家は孤独を愛さなければいけない」という事実を理解するのが賢明になります。

株仲間を見つけようと思ってはいけません。情報をお互いに交換する関係が仲間というのならばそれは仲間かもしれませんが、情報交換の際にもお互いの思惑がズレることは多々あります。

善意だけで情報を提供する人間なんてほとんど存在しないのです。


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