大企業絶対主義から抜け出しましょう

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一流の投資家になりたければ、大企業絶対主義という思考から抜け出す必要があります。日本人は安定を求める民族と呼ばれており、就職するときは大企業、安定した生活を送るなら大企業と、大企業がとにかく高く評価されます。

確かに財務体質が健全な大企業は強いです。利益を出し続けている大企業は本当に強いです。しかし、大企業絶対主義から抜け出せない人は、「大企業だから安心だ」という偏見が存在しています。


大企業は安心だと誰が決めたのでしょうか?

株式投資で儲けるには、儲けるための考え方を身につけなければいけません。大企業が就職先として人気があるのは安定感があるからです。しかし、安定感があるから大企業の株を買えば儲かるとは限りません。

大企業絶対主義を掲げると、会社の本質を見抜くことが難しくなります。大企業もピンキリで、利益を出していない大企業は正直に言って弱い会社です。利益を出し続けなければ会社は成長しません。利益が出ていない時点で経営戦略に問題があるか、ビジネス構造に根本的な問題が生じている証拠になるのです。

しかし、大企業絶対主義の方は「大企業だから何とかなる」ということを信じています。

利益が出ていなければ何とかなりません。

もちろん、例外も存在します。赤字決算が続いている会社でも、潰れたら日本経済に大きな悪影響を与えてしまう場合、政府が救済処置を出すことがあります。しかし、それは会社に対しての救済処置であり、投資家に対しての救済処置ではないことを意識しなければいけません。

有名なのがJALの政府保証です。JALが破綻の危機へと追い込まれたとき、JAL再建のために政府が緊急融資を行いました。その結果、JALは再上場することができ、完全なる復活を遂げたと考えている方も多くいらっしゃいます。

確かにJALは助かりました。

しかし、投資家は助かっていません!

JALは旧株券の価値をゼロにして、再上場を果たしたのです。つまり、昔からJALの株を持っていた株主はJALの株価がゼロになるという悲劇を味わっただけなのです。

いざというときは政府が大企業を助けてくれるから安心だ。という考えは間違いです。政府は大企業を救済することはありますが、投資家を救済することはほぼ確実にありません。

そもそも大企業の株を買えば儲かるという単純な話ではないのです。これから成長する会社を見極めるのが株式投資で儲けるための本質になりますが、これから成長が期待できる大企業が一体どれほど存在しているでしょうか?

もちろん、中には大企業と呼ばれていても成長を続けている会社は存在します。株を買うのであれば、そのような会社の株を買うべきです。

大企業の株だったら何でも良いという考え方は今すぐ捨ててください。その考えでは株式投資で損する可能性が高いのです。

大企業絶対主義は「大企業だから安心」という考え方が元になっています。それは間違いであることを、過去の事例から学ばなければいけません。


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