投資家ならデータで物事を語れよ!

LINEで送る
Pocket

印象論や感情論で物事を語る人間って頭が悪いよなぁ。

株式投資に限った話ではないのですが、印象論や感情論を重視して明確なデータも出さず、「私がこう思っているからこれが正しい!」と述べる人間は間違いなく無能です。

投資家の立場で生き続けたければ、印象論にとらわれないで「データ重視の思考」を身につける必要があります。

「データではなく、マスコミに流されて物事を語る人」が大変多いです。

ソースやデータなしの意見というのはただの「印象論」であり、印象論で物事を語ってしまうと大抵の場合薄っぺらい意見になってしまうのですね。

 

例えば少年犯罪。

 

「現代の若者はすぐに切れることが多い。今の時代、若者は大変危険な存在だから気をつけなければいけない」と述べる人が沢山いらっしゃいます。

「少年犯罪の増加が凄まじい。今の子供は罪の意識を感じないで衝動的に犯罪を犯すから、ニュースでも頻繁に少年犯罪について取り上げられるのだ」という意見も存在します。

 

本当にそうでしょうか?

 

本当に少年犯罪は増えているのでしょうか?

 

少年犯罪率の増加が凄まじいというデータはどこに存在しているのでしょうか?

 

なぜ、現代の若者は犯罪を犯しやすいという結論に至るのでしょうか?

 

それはただの印象論であり、勝手な思い込みではないでしょうか?

 

私は少年犯罪に関する専門家ではありませんが、データを元に物事を語ることは可能です。結論を言ってしまえば「少年犯罪は別に増加していないし、少年犯罪の凶悪化が恐ろしいとか言っている人間は印象論にとらわれているだけですよ」と考えている立場です。

 

ここが注目点です。

 

私がこのように偉そうに語っておきながら、「ソースはありません。少年犯罪は増えていないと思っているだけです」と明言したらどうでしょうか?

 

ただのバカですよね?

 

良いですか。データで物事を語れない人間は頭が悪いのです。

データ重視の思考を身につけていないと「自分の偏見や思い込み」で物事を判断することが多くなるため、理知的な意見を述べることができません。

データを元に意見を言うことができないと、「こいつは印象だけで物事を語る実に薄っぺらい人間なんだな」と思われてしまいます。

地位が高い立場にある人でも印象論で物事を語る人間は大変多く、「データを出して自分の意見を述べないと誰も納得しない」という事実に気づかなければいけません。

先ほど、私は「少年犯罪は別に増加していない」と述べました。

この意見が正しいと裏付けるデータが存在します。


参照 https://www.npa.go.jp/safetylife/syonen/hikoujousei/H26_1.pdf

上記のグラフは警察庁生活安全局少年課が出しているデータです。

上記の図を見れば分かるのですが、凶悪犯、窃盗犯、粗暴犯などに分類される少年犯罪は減少傾向を辿っていることが理解して頂けると思います。

検挙人員も確実に低下しており、「近頃の若者はすぐに切れるから、凶悪犯が増えているんだ!」という意見は明らかに間違っていることが分かるのですね。

「これは数字のマジックだ。少子高齢化が進んでいるから少年犯罪は減っているが、人口比率を見れば絶対に少年犯罪は増加している! 今は恐ろしい社会なのだ!」と語る人も多くいらっしゃいます。

 

人口比という言葉をご存知でしょうか?

 

警察庁生活安全局少年課は「国立社会保障・人口問題研究所の推計人口に基づく同年齢層人口1,000人当たりの検挙・補導人員」で人口比を出しており、人口比のデータを参照しても刑法犯少年比率は10年連続で低下しているのですね。(検挙人員は12連続で減少しています)

 

検挙人員のみのデータであれば、「少子高齢化だから検挙人数が減っているだけ」という意見も一理あるのですが、人口比も加味した上で「少年犯罪が減少している」という事実に気づかなければいけません。

このように明確なデータが出ているのにも関わらず、「少年犯罪が増え続けている」という意見を述べる人はちょっとおかしいんですよ。

印象だけで物事を判断し、感情論を語るのはとても恥ずかしい行為なんですね。

そういうのは10代のうちにオシマイにして、良い大人は「データで正しさを分別する行為」を意識しなければいけません。

 

勿論、データを出すのが難しいジャンルも存在します。

 

例えばブータンが国の政策として活用している「国民総幸福量」は、国民全体の幸福度を表す尺度として利用されています。人の幸福度というものは数値化するのがとても難しく、どうしても印象論で語ってしまう傾向が強いのですね。

そもそも国民総幸福量が本当に正しいのかという意見も存在しますし、「裏付けとなるデータの信憑性がない」とデータは意味を成さないのです。

 

優秀な投資家は信頼できるデータを提示し、データを元に物事を語ることができます。

 

私も「データを重視して物事を語ること」は強く意識しています。

と言いますか、それができないと記事を読んでいる人に納得して頂くことはできないので……。

特に株式投資を行なっている人は頭がよろしい方が大変多く、「抽象論や感情論で意見を語っても誰も相手にしてくれない」のですね。

株式投資.jpにアクセスする人は知的な方ばかりで、私も頭が下がります。

 

株式投資で勝ちたければ「様々なデータを分析し、理論的に株を買って儲けること」を継続しなければいけません。

例えば私は「パチンコ業界は明らかな斜陽産業だから、成長株投資を行なうのはお勧めできませんよ」と主張しています。

これがただの印象論だったら「岡本隆寛ってほんとバカだなー」で終わりなのですが、パチンコ業界が低迷しているのはデータでしっかり出ているのですね。

SANKYO【三共】 (6417)

平和 (6412)

上記の会社を分析するときに「パチンコ業界はパイが減少している」と記事内で述べていますが、この根拠となるデータもしっかり記載しています。

例えばこれ。


引用 http://blogs.yahoo.co.jp/deliciousicecoffee/47469875.html

上記のグラフは「パチンコ参加人数の推移」を示しているデータになりますが、ご覧の通り、パチンコ参加人数は年々減少しているのですね。

このデータを元に「パチンコ業界の発展に期待するのは厳しいですよ」という意見を述べているのです。

もし、パチンコ参加人数が増加している状態で「パチンコ業界は斜陽産業ですよ」という意見を述べていたら、それはただのバカです。

 

印象論って本当に糞なんですよ。

 

印象、感情で物事を語るのは簡単です。「俺がこう思っているから、俺の意見が正しいはずだ!」と意固地になるのはとても安易で簡単な行為です。

 

ただ、そういう人は株式投資で勝ち続けることはできません。

 

株式投資にかぎらず、仕事でも「データを元に意見を述べる」のは社会人に必要なスキルだと思うのですが、残念ながら印象だけで物事を語ってしまう人は大変多いのです。

賢明なる投資家であり続けたければ、「データを元に真理を追求すること」を忘れてはいけません。印象論や感情論だけで株式投資を行なうといずれ負けてしまうため、「データ重視の株式投資」を行なうのが重要になります。


スポンサードリンク