歴史から学ぶ

LINEで送る
Pocket

歴史から学ぶことによって、自分が株式投資で失敗する確率を下げることができます。賢者と呼ばれる方たちは自分の体験からではなく、歴史から学んでいるのです。

分かりやすい例で考えてみましょう。

お金を貸すとどういうデメリットがあるのでしょうか?

この問いに対して、多くの方は自身の経験談を語ります。お金を貸すと友情が壊れる。お金を貸したけど、お金を返してもらえなかったなど。様々な経験談を語る人もいらっしゃいます。

しかし、自身の経験から学ぶのは良いことのように思えますが、一流の投資家になりたければ歴史から学ばないとダメなのです。人間は同じ過ちを繰り返す生き物です。逆に言えば今の失敗は、世界中にいる誰かがすでに経験した失敗であることがほとんどです。

自分が株式投資で失敗したくなければ、歴史から学んでいきましょう! 幸いにも株式投資の歴史は古く、歴史から学べることはたくさんあるのです。

自分の経験から学ぶのはリスクが高い行為です。特に株式投資は、失敗=資産の減少という法則があるため、お金を守りたいと考えている人ほど歴史から学ぶ必要があるのです。

例えば、株価が向上し続けて好景気になったとき、人々はどのような行動を取ったのでしょうか?

1929年10月24日。この日は人類史上忘れることのできない悪夢が訪れたのです。

この日、ニューヨークのウォール街ではパニックが起こっていました。株価が暴落し、皆自分の保有していた株の資産価値が一気に減少したのです。これは暗黒の木曜日とも呼ばれており、世界不況を引き起こした暴落として有名です。

しかし、この暴落を事前に回避した人もいらっしゃいました。アメリカ合衆国の大統領を勤めた偉大なるジョン・F・ケネディの父、「ジョセフ・P・ケネディ」です。


ジョセフはこの暴落を見事に予知し、暴落直前に全ての株を売却しました。

なぜジョセフは暴落を回避することができたのでしょうか? それは靴磨きの少年がキーポイントになります。実は暴落が起こる前にジョセフは靴磨きの少年からアドバイスを受けたのです。

「おじさん、今は株が値上がりしてるから、この株を買うと良いよ」と。

ジョセフはこの少年の発言を軽視しなかったのです。ですが、実際にジョセフは少年のアドバイス通りに株を購入したのではなく、その反対の行動を取りました。

「靴磨きの少年までもが株式投資に興味を抱いてる。このような状態が長く続くわけがない」

結果は歴史が証明するとおりです。ケネディは他人とは違うことをして多くの利益を得て、名門と呼ばれるケネディ家を作り上げたのです。

さて、このエピソードから学べるものは何でしょうか?

このように歴史を勉強すると必ず学べる材料が見つかります。しかし、歴史から学ばなかった国が実際にあるのです。それはバブル崩壊前の日本です。

1991年にバブルが崩壊する前は、日本は浮かれに浮かれていました。「株式投資をしない奴はバカかのろまか石頭」と呼ばれていた時代です。誰もが株式投資に興味を抱き、そしてバブル崩壊の辛苦を味わったのです。

国中が好景気に浮かれており、猫も杓子も株に興味を持っている状態。これは何かに似ていませんか?


そう、先ほどエピソードとして取り上げた大暴落を起こす前のアメリカと似ているのです。

もし、日本がアメリカの歴史を学んでいたらどうなっていたでしょうか? 国単位では対策が取れないとしても、個人投資家はいくらでも対策方法があったはずです。

愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶ。

歴史は繰り返すという言葉が存在します。これから先、あなたの大切な財産を守りたいと思うのであれば、まずは歴史から学んだ方が良いでしょう。


スポンサードリンク