アトラ (6029)

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・上場市場 東証マザーズ
会社名  アトラ株式会社
(あとら 英称:artra corporation)
・証券コード 6029

・業種     サービス業
・決算   12月
・設立年 2006
年2月
・上場年 2014年12月


・1株価格2038円(5/25終値)、最低売買単位:100株、1単元価格:約20万3800円

・予想PER31.16倍、実績PBR9.7倍、実績BPS210.14、予想配当利回り0%

管理人評価D

【会社紹介】

アトラは独自の開業支援システムを提供してFCビジネスを実践している会社です。


出典 ipo-striker.com

鍼灸・接骨院業界のグローバルカンパニーを目指しているアトラは、業界未経験者が参入可能となる「ほねつぎ接骨院チェーン」を確立しました。マーケティングやサービスの提供などを行ってフランチャイズ化しているアトラは、フランチャイズ本部として利益を得ている会社です。

生産性を高めるためにITシステムの導入が求められていると考えているアトラは、予約システムや接骨院運営管理システムなどを提供するサポート体制を整えています。

鍼灸接骨院業界初の公開企業して上場を果たしたアトラは大きな期待を抱かれている会社です。接骨院を運営する人の技術と「IT」で躍進を果たしてこうと考えているアトラは、事業拡大を目指しているのが特徴です。

経営状態は全く安定しておらず、持続的成長は遂げていません。

IT利用を通じて接骨院業界を活性化させることができるか、アトラには多大な注目が集まっています。

 

【少子高齢化社会に不安。人口減少が予測される日本で将来性があるのか】

アトラは接骨院をフランチャイズ展開している会社ですが、接骨院業界の今後はどうなっていくのでしょうか。

少子高齢化が発展している日本ですが、私は接骨院業界は今後ますます厳しくなることが予測されます。数年先の出来事なら問題ないのですが、団塊世代が年老いて次々とお亡くなりになってしまうと次は日本に人口減少の波が訪れます。

接骨院は高齢者を対象にビジネスを行っているため、団塊世代の需要が途切れてしまうと大変厳しい展開を迫られると分析することができます。

高齢化社会が発展しすぎて人口減少問題が到来してしまうと、接骨院経営が今のように順風満帆のように進むのか非常に強い疑問を抱いています。

 

【アトラの財務分析】

アトラは決算が安定しない会社です。

2014年通期決算の売上高は14億9000万円、営業利益は7800万円、経常利益は6800万円、純利益は2700万円で減収減益となっています。

今期は大幅増益が予測されています。

フランチャイズ接骨院が増加しており、売上高という観点で見れば順調な発展を遂げていると捉えることが可能です。安定力がないのが気になりますが、アトラはまだベンチャー企業に近い存在なので仕方ないでしょう。

財務状態は微妙です。

自己資本比率は33.6%。有利子負債額は2億3900万円です。

 

【アトラ株に向いている投資スタイル】

アトラは本当に長期投資に向いているのでしょうか。

接骨院フランチャイズビジネスを展開するというビジネスモデルは確かに面白いのですが、問題となるのが接骨院業界です。少子高齢化から人口減少社会へと進んでいく日本は、団塊世代がいなくなってしまうことにより新たな接骨院問題が起こるのではないかと危惧しています。

今はまだ良いのですが、今の状態でこの決算というのもかなり問題です。

売上高は順調に成長しているのですが、やはり重要なのは利益額です。利益面で持続的成長を遂げることができれば、アトラは立派な成長株として評価することができます。

(上記の情報は2015年6月1日に記載しました)


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