メディビックグループ (2369)

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・上場市場 東証マザーズ
・会社名  株式会社メディビックグループ
(めでぃびっくぐるーぷ 英称:medibic-group)
・証券コード 2369
・業種     サービス業
・決算   12月
・設立年 2000年2月
・上場年 2003年9月

・1株価格222円(10/21終値)、最低売買単位:100株、1単元価格:約2万2200円

・予想PER1110倍、実績PBR6.46倍、実績BPS34.38、予想配当利回り0%

管理人評価D

 

【会社紹介】

メディビックグループは再生医療事業や遺伝子事業などを展開している会社です。


出典 americanvision.org

2013年3月から経営陣を一新したメディビックグループは「新体制」を整えて事業戦略を見直しているのが注目ポイントです。

 

創業以来手がけてきたのは遺伝子事業で、個人向けの遺伝子検査サービスや研究機関を目的とした遺伝子保存サービスなどを提供しています。

 

特に注目したいのが乳がん患者をターゲットにした遺伝子検査サービスで、遺伝子検査を通じて「タモシキフェンという薬の有効性や安全性を事前に知ることができる」のが長所になります。

 

患者が薬に対応できるか否かを判断するために遺伝子検査サービスは非常に役立つのですが、現状を分析すると遺伝子検査という文化はまだ根付いていません。

 

だからこそ将来性があると判断することができるのですが、「参入している事業がマイナーであるため、経常赤字が続いている」のがメディビックグループの実態になります。

 

メディビックグループが目指しているのは「臨床現場にいる医師が薬を処方する際に遺伝子情報を確認することが当たり前の世の中を築くこと」です。

 

合わない薬を患者に渡して患者を苦しませるのではなく、遺伝子情報を分析して「薬の有効性」を調べ、患者の身体に合った薬を使用して貰いたいと望んでいるのがメディビックグループです。

 

また、遺伝子を検査することによって「認知症の発症率が分かる」とメディビックグループは公言しており、リスク遺伝子検査サービスを利用すればアルツハイマーなどの発症リスクを調べることが可能になります。

 

【個人に適した医療の実現を目指しているメディビックグループ】

 

メディビックグループが目指す道は「個人医療の発展」であり、事業内容を分析するとメディビックグループが真摯に個人医療の問題点改善について取り組んでいることが分かります。

 

遺伝子検査も薬で苦しむ患者を守るために提供しているサービスであり、各企業と連携して提供サービス範囲を広めているのが良いです。

 

メディビックグループが発展を遂げれば日本の医療は更に良くなることが予測されており、積極的に応援したいバイオベンチャー企業として評価することができます。

 

理念と行なっている事業はとても素晴らしいのですが、赤字が続いている現状はどうにかしないといけません。

 

株式会社として上場しているからには、株主の利益も考慮しないといけないのです。利益過剰金がマイナス53億8500万円となっているのは今まで赤字経営を続けてきた結果であり、数字で良い結果を残していないのがメディビックグループの弱点になります。

 

【メディビックグループの財務分析】

メディビックグループは2009年から2013年にかけて赤字経営を維持しています。

 

2013年通期決算の売上高は2億3000万円、営業利益はマイナス2億3400万円、経常利益はマイナス2億8000万円で良い結果を残していません。純利益もマイナス2億8600万円という数字を出しており、赤字企業としての立ち位置を確保しています。

 

今期は黒字が予測されています。

 

治験支援の需要が増えている状態で、今後は遺伝子検査事業を伸ばしたいと望んでいます。幹細胞培養のロボットシステム開発にも経営資源を投入しています。

 

財務面は凄く良いです。

 

自己資本比率は95.9%。有利子負債額は700万円です。

 

【メディビックグループ株に向いている投資スタイル】

 

メディビックグループは成長株投資が適しています。

事業の核となっている「遺伝子検査」の文化が今以上に広まれば、メディビックグループは大きな売上高を獲得することが予測されます。

 

日本ではまだまだ遺伝子検査の重要性を理解している人は少ないのですが、市場拡大の可能性があるのは成長性を評価する上で重要となる要素です。

 

配当金は支払っておらず、長年赤字経営を続けているのでインカムゲイン狙いの投資は不向きです。

 

メディビックグループに赤字が続いているバイオベンチャー株は評価が非常に難しく、「将来性」に期待するしかないのですね。株価が割高という面に言及するのはナンセンスで、バイオベンチャー株の大半は割高です。

 

そのため、割安株が欲しい人はバイオベンチャー株の購入をお勧めしません。

 

【メディビックグループの株主優待】

12月の権利確定日にメディビックグループ株を100株以上保有していると、検査キットを優待価格で購入することができます。

 

参照URL http://www.medibic.com/ir/pdf/20140401-info.pdf

 

(上記の情報は2014年10月21日に記載しました)


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