・上場市場 東証マザーズ
・会社名 株式会社ライドオン・エクスプレス
(らいどおん・えくすぷれす 英称:RIDE ON EXPRESS CO.,Ltd)
・証券コード 6082
・業種 サービス業
・決算 3月
・設立年 2001年7月
・上場年 2013年12月
・1株価格1865円(4/13終値)、最低売買単位:100株、1単元価格:約18万6500円
・予想PER31.87倍、実績PBR6.6倍、実績BPS289.62、予想配当利回り0.52%
管理人評価B
【会社紹介】
ライドオン・エクスプレスは『銀のさら』『釜寅』といった食材宅配事業を全国で展開している会社です。
出典 shirofuku.blog110.fc2.com
国民の食生活が外食から「外食と中食」を中心としたライフスタイルに変化している今、デリバリービジネスを通じて増収・増益を成し遂げているライドオン・エクスプレスは新しい外食業界の利益構造を切り開いていると評価することができます。
ナンバーワンブランドを開発し、「復号化」を通じて同一店舗で複数ブランドを展開し、急成長を成し遂げた実績があるのがライドオン・エクスプレスの強みです。
ライドオン・エクスプレスで注目したいのが「怒らない経営」を実践しているところでしょう。
「怒りの感情は個人・企業において必要ない」と語るライドオン・エクスプレスは少し宗教がかっている気もしますが、確かに怒りというものは対人関係を悪くする元凶になってしまいます。
怒りは合理性、論理性を破壊するとライドオン・エクスプレスは述べていますが、これは一理あるでしょう。
怒り狂ってしまうと明らかにおかしな理論でも勢いだけで押し通そうとしてしまいます。怒らない経営を実践し、持続的成長を遂げているライドオン・エクスプレスは今後も「人として、企業として正しい経営」を実践することを期待したいです。
【本格的な宅配寿司が楽しめる銀のさらが主力】
ライドオン・エクスプレスの主力事業は銀のさらで、本格的なお寿司を家庭で味わえるということで人気が向上しています。「美味しいお寿司をもっと身近に」というコンセプトを抱いており、宅配寿司ながらも本格的な寿司が楽しめるとして好評を得ています。
2012年のデータによると、宅配寿司市場の44.1%を銀のさらが握っている状態であり、今後も宅配寿司市場が伸び続ければ銀のさらの売上は向上すると予測することができます。
日本の寿司市場は1.6兆円規模と言われていますが、宅配寿司のシェアはその中の3%にしか過ぎません。
逆に言えば宅配寿司市場にはまだ伸びしろがあると捉えることができ、今後宅配寿司市場が伸びていけばライドオン・エクスプレスも持続的成長を維持することは可能です。
【ライドオン・エクスプレスの財務分析】
ライドオン・エクスプレスは増収・増益を遂げている成長企業です。
2014年通期決算の売上高は164億7000万円、営業利益は9億1700万円、経常利益は9億1000万円で営業利益・経常利益共に向上しています。純利益も5億400万円まで伸びており、良い結果を残しています。
今期も増益が予測されています。
本マグロを使用した高価格帯商品が伸びており、銀のさらの勢いは持続している状態です。今後も宅配事業の売上高を伸ばし、持続的成長企業としての地位を守ってほしいところです。
財務状態は普通で、自己資本比率は44.2%。有利子負債額は4億3500万円です。
【ライドオン・エクスプレス株に向いている投資スタイル】
ライドオン・エクスプレスは成長株投資が適しています。
持続的成長を遂げているのが良く、今後も宅配寿司市場のシェアを伸ばしていけば更なる成長が期待できるのが素晴らしいです。
怒らない経営を実践しているという差別化も良く、今後も怒らない方針でどこまで会社を伸ばしていけるか注目したいです。
株主優待制度も存在し、配当金も支払う予定であるライドオン・エクスプレスは長期投資に向いている成長株です。
【ライドオン・エクスプレスの株主優待】
3月の権利確定日にライドオン・エクスプレス株を100株以上保有していると、5000円相当の優待券を受け取ることができます。
出典 http://ir.rideonexpress.co.jp/ja/yutai.html
(上記の情報は2015年4月16日に記載しました)
ライドオン・エクスプレス (6082)
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