鉄人化計画 (2404)

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・上場市場 東証マザーズ
・会社名  株式会社鉄人化計画
(てつじんかけいかく 英称:TETSUJIN Inc)
・証券コード 2404
・業種     サービス業
・決算   8月
・設立年 1999年12月
・上場年 2003年11月

・1株価格452円(10/23終値)、最低売買単位:100株、1単元価格:約4万5200円

・予想PER8.9倍、実績PBR1.58倍、実績BPS286.16、予想配当利回り2.43%

管理人評価B

 

【会社紹介】

鉄人化計画は首都圏と神奈川県で『カラオケの鉄人』を運営して利益を得ている会社です。


出典 www.karatetsu.com

 

「遊び」に徹底的にこだわっている鉄人化計画は新しいニーズを生み出すマーケティングに力を入れており、「カラオケを超えた新しいエンターテイメント」を提供したいと望んでいます。

 

 

現在、娯楽業界はインターネットの発達によって非常に厳しい立場に立たされています。

 

遊びに対するニーズが多様化している現代社会では「カラオケ」が全ての人のニーズを満たす娯楽ではないことを意識しなければいけません。

 

 

約65店を展開する『カラオケの鉄人』は地域性を重視した経営を行なって利益を確保しています。

 

素晴らしいのは付加価値を重視した経営を実践している点で、独自に開発した集中管理システムがカラオケの鉄人の価値を上げていると分析しました。

 

 

全てのルームで複数の通信カラオケメーカーの機種が利用することが可能なカラオケ集中管理システムは、鉄人化計画の武器となり輝きを放っています。50万曲の楽曲を配信しているカラオケの鉄人は「カラオケ好きのニーズ」を満たしているのが長所で、カラオケ好きの人にとってたまらない店舗になります。

 

 

集中管理システムを利用してお客様のニーズを分析し、「新ニーズ」を生み出すためにオリジナル楽曲を配信しているのもポイントが高いです。

 

鉄人化計画は普通のカラオケ店舗を運営している会社ではなく、「お客様のニーズ」と「付加価値戦略」の2つを重視して経営を成り立たせているのが長所です。

 

また、データ分析にもこだわっており、お客様情報をデータベース化してコンテンツ作成に役立てています。

 

【遊びにこだわる鉄人化計画】

 

鉄人化計画はエンターテイメントに対する意識が高く、遊びに対して徹底的にこだわっている点は好感度が高いです。


出典 www.karatetsu.com

カラオケルーム運営が鉄人化計画の主力事業になっていますが、鉄人化計画はカラオケ店舗以外のエンターテイメント事業も手がけています。

 

カラオケルーム運営で培った知識とノウハウを活かしてマルチエンターテイメントの『CAFE & BAR』を運営しており、多角的に遊びを提供していることが分かります。

 

ビリヤード・ダーツ競技場も運営しており、多くの人々のニーズを満たす「娯楽」を積極的に与えて利益を得ている鉄人化計画は東証マザーズが誇るエンターテイメント企業として評価することができます。

 

ただ、経営が低迷しているのが問題点です。

 

店舗電力料の値上げがきつく、韓国カラオケ事業も低迷しているのが難点で、カラオケルーム運営事業の営業利益額は前年度と比較して10.4%減っています。

 

特に気になるのがビリヤード・ダーツ遊技場運営事業です。

 

ダーツブームが過ぎ去った影響により、顧客離れが進んでいるダーツ店舗は価格競争を強いられている状況であり、経営環境は悪化していると分析することができます。

 

漫画喫茶も運営している鉄人化計画ですが、他社の大型アミューズメント施設が増加している影響によって競合環境は年々激しさを増しています。

 

 

基本的に店舗運営ビジネスは多額の資本を必要とするため、業績低迷が続くと財務状態を改善することが難しくなります。

 

 

鉄人化計画は現状を挽回するために韓国、台湾、グアムなどに進出しており、海外収益を確保したいと望んでいます。

 

【鉄人化計画の財務分析】

鉄人化計画は2011年から2014年にかけて黒字経営を維持しており、売上高を高め続けています。

2014年通期決算の売上高は101億5100万円、営業利益は3億500万円、経常利益は2億9000万円で経常利益が前年度より悪化しています。純利益は1億3200万円まで増えています。

 

来期は増収・増益が予測されています。

 

カラオケルーム運営事業では店舗数増加を狙っており、今以上に利益を増やす体制を固めています。独自性を活かした店舗運営を心がけ、収益性の高い地域に店舗を出店することを意識しています。

 

財務状態は悪く、自己資本比率は17.6%です。

有利子負債額が非常に多く、有利子負債依存度は71.1%という高い数字を示しています。

 

【鉄人化計画株に向いている投資スタイル】

 

鉄人化計画は成長株投資が適しています。

増益が見込まれることから「業績向上に期待する投資」を実行するのがお勧めの投資スタイルです。

 

鉄人化計画の弱点は財務状態の悪さと資本がかかるビジネスを行なっていること。

 

金融機関から資金調達ができなくなると新規店舗を出すのが極端に難しくなるため、莫大な資本が必要となるビジネスは持続的成長を成し遂げる難易度が高いです。鉄人化計画も現状をしっかりと理解しており、有利子負債額の削減に努めると公言しています。

 

黒字経営を維持しているのが魅力ですが、財務状態に関しては問題アリです。

 

 

やはり鉄人化計画は成長性に期待したい株です。

 

財務状態が悪いという弱点を抱えていますが、配当金と株主優待を受け取ることができるのでインカムゲイン狙いの投資家とも相性が良いです。

 

【鉄人化計画の株主優待】

8月の権利確定日に鉄人化計画株を100株以上保有していると以下の株主優待を受け取ることができます。

 

100株以上保有で自社カラオケ店舗会員カード

・100株以上保有で自社グループ会社コーヒーギフトセット

・100株以上保有で自社グループ飲食優待券1枚(500円)

 

・200株以上保有で自社グループ飲食優待券2枚(1000円)

・1000株以上保有で自社グループ飲食優待券10枚(5000円)

(以下1000株ごとに10枚増)

・10000株以上保有で自社グループ飲食優待券100枚(50000円)

 

参照URL http://www.tetsujin.ne.jp/ir/ir_yuutai.html

(上記の情報は2014年10月23日に記載しました)


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