UBIC (2158)

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・上場市場 東証マザーズ
・会社名  株式会社UBIC
(ゆーびっく 英称:UBIC, Inc)
・証券コード 2158
・業種     サービス業
・決算    3月
・設立年 2003年8月
・上場年 2007年6月

・1株価格668円(10/16終値)、最低売買単位:100株、1単元価格:約6万6800円

・予想PER39.59倍、実績PBR6.94倍、実績BPS96.34、予想配当利回り0.45%

管理人評価D

 

【会社紹介】

UBICは2013年5月に上場した新興企業で、法的紛争や訴訟の際に証拠保全など電子データ収集、分析を行なうビジネスを継続しています。


自社開発の国際訴訟支援システムを武器に手にしているUBICは「独創性に溢れた技術力」を駆使して更なる躍進を狙っています。

 

グローバル市場でビジネスを展開している企業は民事訴訟や特許侵害訴訟などの問題を抱えています。法的闘争に勝ち抜く姿勢を見せていないとグローバル活動を行なうのは不可能であり、訴訟を有利に進める際にUBICの技術が役立つのです。

 

UBICは実案件対応力に長けている会社で、お客様企業の訴訟担当部門が電子証拠を収集・抽出・閲覧し、弁護士とやり取りするためのソリューションを提供して利益を得ています。

 

アメリカ、韓国、台湾、イギリスに拠点を構えているUBICは各国に国際訴訟のプロを置いてお客様を支援する体制を整えています。

 

ビックデータを解析することが得意なUBICは「行動情報科学研究所」を使用して人工知能の研究開発業務を続けています。人工知能技術が発達すればインサイダー防止システムの確立を実現することができ、自動鑑別診断システムを提供できる可能性があります。

 

技術力と情報解析力を活かして多くの企業の「頼れるパートナー」になることを目指しているのが現在のUBICです。

 

【世界一の品質、世界一の顧客満足度を目指しているUBIC】

 

UBICは情報分析力を重視した「知的な会社」として知られていますが、意外にも熱血なところがあるのは見逃せません。

 

モットーに掲げているのは「熱意・執念・感動」の3つであり、熱い心を胸に秘めて理想を実現しようと努力しているベンチャー企業らしく挑戦意欲に溢れているのが良いです。

 

情報解析事業における世界No.1企業を目指しているUBICは、今後も情報解析力を高めて多角的にビジネスを展開したいと望んでいます。

 

法という分野だけにこだわるのではなく、医療や金融というジャンルで自社の能力を活かして売上高向上を狙っている点がUBICの将来性の高さを表しています。

 

世界一の品質、世界一の迅速性、世界一の顧客満足度の達成を目指しているUBICはこの3つをクリアすることができれば巨大企業としての立ち位置を確保することが可能になります。

 

まだまだ会社規模は大きくありませんが、これから多角的にビジネスが展開できる可能性と、情報解析力という強みを活かしてビジネスを継続すれば発展が期待できます。成長性を評価する投資家にとって面白いと感じる会社であることは間違いないでしょう。

 

【UBICの財務分析】

UBICは決算が安定していないのが難点です。

 

2014年通期決算の売上高は41億7100万円、営業利益はマイナス5億9800万円、経常利益はマイナス6億2900万円で営業損失を出しています。純利益もマイナス6億400万円で散々な結果を残してしまいました。

 

来期は黒字回復を成し遂げる予定です。

 

電子証拠開示支援システムの案件が拡大しており、広告宣伝費の負担を抑えて躍進を遂げることが予測されています。アメリカで電子証拠開示支援システムの特許を取得したのは大きく、今後はアメリカ市場を開拓していくことが望ましいです。

 

財務面はなかなか優秀です。

自己資本比率は67.8%。有利子負債額は7億2700万円です。

 

【UBICに向いている投資スタイル】

 

UBICは成長性に期待する成長株投資が適しています。

 

行なっているビジネス自体は興味深くて面白いのですが、決算状態が安定していないので「持続的成長」を期待する投資家とは相性が悪いです。

 

財務状態が良いので長期投資に向いているのは長所になりますが、予想配当利回りが0.45%と低いのでインカムゲインに期待するのは得策ではありません。

 

UBICは売却益を狙っていきたい株です。

 

割安ではなく、成長力にもバラつきが生じているUBICはかなり扱いが難しい株になります。しかし、ビジネス展開の幅が広いという将来性を加味すれば「将来性に長けている」という事実を覆すことはできません。

 

資産株や安定株を求めている方は他の株を探すのが賢明になります。

(上記の情報は2014年10月17日に記載しました)


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