綺麗事ばかり述べる偽善者を寄せ付けない方法

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なぜ偽善者は存在するのでしょうか?


出典 manvsdebt.com

この答えは簡単で、偽善者は本物の善を追求するというよりも、「自分が良く思われたい」から表面上良い顔をすることが多いのです。実はこの戦略は非常に効果的で、万人にウケるキャラを築きたければ表面上良いことを述べるのが賢明になります。

上場企業の経営者の中にも偽善者は確実に存在し、中には「人類の平和と繁栄に積極的に役割を果たす」ということを堂々と述べて嘘をつく人間もいらっしゃいます。

偽善者というのはある意味頭が良いので厄介なんですね。

表面上良いことを述べるのも計算しているんですよ。他者から信頼して貰うために良いことばかりを述べ、「この人は性格が良いんだな」と思わせて信頼を勝ち取ろうとするのが偽善者の思考パターンになります。

で、人の信頼を得たら自分の利益に繋げるために人をアレコレと誘導しようとします。これ、サイコパスによくあるパターン。サイコパスは表面上はとても魅力的ですが、裏では自己の利益しか考えていないケースが多いのですね。

だから堂々と綺麗事ばかり述べる人なんて全く信頼できないし、信頼しちゃダメなんですよ!

そもそも人間なんて裏も表も綺麗さっぱり白という人は存在しないと思っています。表向き良い性格に見えても、裏では何を考えているか分からないですよ。

だから人間の本性を知りたければ怒らせるのが1番良いのですが、そもそも本質を突かれて困るから人は怒るのです。明らかに筋違いな意見だったら怒るというより呆れるという感情が湧き上がってくるので、怒った時点で負けなんですね。

だから私は、口先だけ良いことを述べる人間の本性を知る方法という記事を書いたのですが、こんなことしょっちゅうやるわけがないですよ! どうでも良い人に対してはわざわざこんな面倒くさいことしませんし、最初から自分の実力を弁えてくだらないことを言わない人に対してはこんなことはしないのです。する必要がないからです。

人間というものは人によって態度を変えます。

意外なように思われるかもしれませんが、私は最初は相手の意見を否定しません。なぜかと言うと何でもかんでも人様の意見を否定したら建設的な会話を交わすのは不可能だからです。だから私は最初は何を言われても「確かにその意見は一理ありますし、こういうメリットも存在しますねー」という形で相手に合わせます。

相手の発言を否定しないのです。

しかし、こういうことを長く続けているとどんどん相手が勘違いしてくるのか、「あれ? この人は意外と話しやすい人なんだな」という形で私を認識するようになります。それでもふざけたことやおかしいことを言わなければ良いのですが、大抵の場合言っていることが支離滅裂になり、訳の分からないことを述べるようになるのです。

例えば言う必要のない大言壮語も「この人だったら聞いてくれる、理解してくれる」という形で語るようになるのです。

それが友人関係だったら別に無視して終わりですが、ビジネス上の関係で「できないことをできる」と言われるほど厄介なものはないんですよ。なぜなら計画通りに動き、結果を出すことを望む場合、成功するための前提条件が崩壊していたらいくら努力しても無駄だからです。しかし、人は良い気分になり、警戒心が薄れれば薄れるほど「大言壮語」を吐きまくるようになります。

私はそういう人に対し、タイミングを見計らって冷水をぶっかけます。

その人の発言を覚えておき、後から理詰めで追求するのです。「前はああいうことを言っていたけど、これは現実的に考えて不可能だよね? どうやったら実現することができるの? 実現するためのプランは存在するの?」という形で問いかけるのです。まあ、調子に乗って色々述べる人は十中八九ろくに頭を使わないで発言していますから、いきなりこんなことを言われても困るんです。

理詰めで人を追求するための方法論は案外単純で、「前提知識を身に付けた上で相手の発言を質問しまくる」のが効果的です。こういうことを続けているといずれ相手にボロが出るため、開き直って「できません」と言うか、訳の分からないプランを語り始めて抵抗するというのが定番の2択になります。

いきなり理詰めで色々と言われたら普通、人は困惑するんですね。

「何で今まで同意していた(反抗しなかった)のに、いきなりこんなことを聞き始めるんだ?」って。

舐めているんですよ。本心でもないのに表面上良いことを言ったり、実現不可能なプランを恥ずかしげもなく語ったりする人間は。

理詰めで相手の発言をどんどん追求していき(多分途中で相手は切れるから、より怒らせたければ相手が怒り始めたときに爆笑すれば良い)、冷水をぶっかければ大人しくなります。なぜなら「色々と都合の良いことを話しやすい人」から、「こいつには発言を気にしないと危険だな」という形で警戒されるからです。

要するに警戒もされず、何を言っても大丈夫だと思われているから綺麗事ばかり述べる偽善者や「大言壮語を吐く適当な人間」が出てくるわけですね。

押し売りしてくるセールスマンにも同じことが言えますが、2度とその人間を寄せ付けたくなければ理詰めで「価値」について問いかければ良いですよ。特に電話営業してくるセールスマンに対し、ある程度相手の意見に同意して話を聞いた後に、「あなたは自分の利益を得るために、商品を押し売りしていますが自分の行動をどう思われますか? 人の時間を奪っているという自覚はありますか?」という形で水をぶっかければ良いんですよ。

反論されたら、「人の時間を奪う仕事をしていることを自覚していないのでしょうか?」と言えば良いです。これで2度と電話がかかってくることはなくなります。

綺麗事ばかり述べる偽善者というのも本質を見ると、「ただ調子に乗っているだけか、自分が良く思われたいだけ」なので、その人の行動をどんどん理詰めで追求していけばいずれブチ切れてボロを出しますよ。

例えば「人類の平和に貢献するためにアフリカの子供たちを救う寄付活動を続けている」と堂々と述べる人がいるとします。


出典 blog.heritage.org

別に寄付していることを公言する必要なんてないんですね。正しいと思ったら続ければ良い。わざわざ人に伝えるのは自分が良い人だと思われたいからです。

そういう人を追い詰めたければ、「なぜアフリカの子供たちに対し、寄付することが人類の平和に関与することになるのか?」という根本的な問いかけから始めれば良いですよ。大半の人は何も考えないで寄付しているだけなのです。本気で寄付して役立ちたいという意識があれば持論を語って頂けるので、それはそれで勉強になります。

しかし、多くの人が「寄付をすれば沢山の人を助けることができるから、寄付は人類の平和に貢献している」と答えます。これは一見正論のように見えて全然正論ではないんですね。

「じゃあ内戦が続いているアフリカの子供たちを救うために日本人は寄付し続けてきたけど、結果的にアフリカは平和になったの? 子供が大人になることができたのは寄付のお陰だろうけど、大人になった人間が新たに殺戮を繰り返しているとしたら、寄付は根本的な解決策にならないよね? 人を救った結果、他の人の命が奪われている現状をどう思う?」と言えば大抵困ります。

結論を言ってしまえばこの世には絶対に正しいことなんて存在しないので、上記のようなことを言われても困ってしまうんですよ。

しかし、偽善者というものは「こういうことを言っておけば(しておけば)良い人だと思って貰えるな」と計算して行動するため、安易な「善」を武器にするのです。で、そのロジックを突かれてしまえば本当にどうしようもなくなるんですよ。少なくても綺麗事ばかり述べて自分の利益を追求する偽善者が近寄ることはなくなります。

詐欺師は自分より頭の良い人とは接触しないで、自分より頭の悪い人だけ騙すという名言が存在します。

つくづく思いますよ、万人に愛されたければこんなことを言っていないで、誰も不愉快にさせないことばかり言えば良いと。私は一部の人からは熱狂的に愛されますが、万人にウケる人間ではないのです。多くの人からウケる人というのは「本心は別にして、他者を傷つけず、当り障りのないポジティブなことを言う人」だと思っています。

だから皆表面上良い顔をするんですね。その方が楽だし、効果的だから。で、表面上の言葉に騙される人が沢山いるのも事実であり、この流れが存在する限り偽善者と詐欺師が駆逐されることはないでしょう。


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