年を取ると丸くなるは本当なのか

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年を取ると丸くなるという意見は本当に正しいのでしょうか?

私が10代の頃や22歳の頃はとにかく切れやすく、「できると言ったことをできない人間」に対して怒鳴り散らすことが当たり前だったのですが、今はそんなことはなくなりました。私は年を取ったというほど年齢を重ねておらず、むしろ若者と言えるのですが、本当に丸くなったなぁと思います。


出典 ismashphone.com

しかし、これは性格が良くなったという意味ではありません。

年を取ると丸くなるというのはそのまま受け止めてはいけないのです。一般的に年を取ると丸くなるという言葉は、「歳を重ねれば人のミスや欠点を受け入れることができ、心が広くなる」という意味で使われますが、そんなわけではないと私は考えています。

私の場合、人様に対してアレコレ言わなくなったのは「言っても無駄だな」と判断しているからです。

正直に申し上げて20歳以上の大人が、他人にいくらあーだこーだ言われたところで簡単に変われるわけがないんですよ。要するにわざわざ人様に対して欠点を指摘してあげるほど私は優しくないので、「あーそうなんですか。なるほどですね」という形で流すようにしているのです。

だから私は歳を重ねる毎に「シカトする能力」が高まってきたのですが、シカトするというのもいちいち反応するのが馬鹿らしいという意味合いの方が強いのですね。怒っても何も良いことがなければ、怒ったところで他人が変わるわけでもない。この現実を歳を重ねるごとに理解することにより、人は丸くなったと表現されるのだと思います。

人は期待しているから怒るんですよ。

私は人様に対して呆れることは多々ありますが、怒ることはほとんどありません。怒るという段階に辿り着く前に無視するからです。何度も言うとおり、人様に対して怒るのは完全に無益であり、自分自身のストレスも溜まるので何ら建設的な行動ではないのです。

だから私は本当にくだらないことを言われたときも怒らず、「あーそうなんですかー」という形で流します。要するにまともに話を聞かないのです。

これを他人から見たら丸くなったように見えるのかもしれませんが、実際は丸くなるどころか「呆れる」という感情が強くなっているだけなので、怒っていたときより大分冷たくなったなと自分でも感じます。

だから怒らない人は怖いんですよ。

怒らない人、丸い意見しか述べない人ははっきり言って相当危険だと認識した方が良いです。私は尖った意見を言いまくりますが、本当の大人は私みたいに言わなくても良いことを言いません。だから怒らない人、腰が低い人、他人を不愉快にさせない人は頭が良いのです。

しかし、そういうタイプが1番危険。

私は腰が低くないですし、他人も不愉快にさせまくっていますが、滅多なことでは怒りません。なぜならば怒っても無駄だと理解しているからです。何事に対しても怒らない人というのは実はとても恐ろしい存在で、「自分の中で結論を出しているから怒らない」という可能性が大なのです。

これを別の言葉で言い換えると呆れているという意味になります。

大抵の人は表面だけを見て相手を判断します。例えば物腰が穏やかで他人にとっていつも耳障りの良い発言を心がけ、気遣ってくれる人を多くの人は「良い人」だと判断しますが、実は私はこういう人ほど警戒しなくてはいけないと考えています。

別にその人が悪いというわけではないのですが、物腰が柔らかで全てにおいて性格が良い人間なんて存在するわけがないんですよ。

外面上は性格が良いように見えても実際に何を考えているのか分からないのです。実際問題、頭が良いから外見を良くしていることが多く、そういう人ほど心の中で呆れると「こいつ、ダメだな」という形でスパッと見切りをつけます。

個人的にそういう人は非常に好感が持てるのですが、だからこそ他人の表面上の態度だけで惑わされてはいけないと思っています。

本当に大切なのは中身を見ること。そして呆れられないように自分の価値を提供すること。すぐに怒ったり文句言ったりする人は単純なので逆に楽なんですよ。自分の本心を外に出しているから対処しやすいのです。(うざかったら無視すれば良いですし)

しかし、不愉快なことを言われてもニコニコしているような人は逆に危険です。こういう人は頭が良いので切るときはスパッと切ります。呆れたことをグチグチ言うのではなく、自分の中で結論を出して行動を起こすので「表面上良く見える人ほど危険(呆れられたらオシマイ)」だと私は述べているのです。

年を取ると丸くなるというのは性格が良くなる、心が広くなるという意味ではなく、「怒っても無駄だし言ったところで改善しないだろうから言わないだけ」という達観の姿勢になります。

多くの人は他人の表面上の態度だけ見て「良い人、悪い人」を決める傾向がありますが、いつも穏やかな人ほど真摯に接しなければいけないのです。何を言っても怒らないからといって調子に乗ってしまったら見限られるリスクが上昇します。

株も人間も、表面上だけで判断してはいけない。

本当に大切なのは中身。何を言おうと中身が優れていればそれは優秀な人間であり、優秀な株です。性格が穏やかでいつもニコニコしている人は本当に魅力的ですが、そういう人ほど切るときは決断が早いので気をつけなくてはいけないのです。


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