ヤオコー (8279)

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・上場市場 東証1部
・会社名 株式会社ヤオコー
(やおこー 英称:Yaoko Co., Ltd.)
・証券コード 8279
・業種     小売業
・決算    3月
・設立年  1974年3月
・上場年  1988年2月


管理人評価A

【会社紹介】

ヤオコーは関東地方にスーパーマーケットをチェーン展開している会社です。

「食生活提案型スーパーマーケット」という独自の魅力をアピールしており、新鮮で美味しい食料品を中心に取り扱っています。新鮮な食材を販売するのは他のスーパーも取り組んでいますが、注目すべきは「普段の食事に対する提案」を積極的に行なっていることです。

新鮮な食材、魅力ある売場、頼れるスーパーという3要素を満たすヤオコーはお客様の信頼を獲得しています。

店作りに関しては「1日に何度も訪れることのできる便利な店」を目指しています。清潔な店舗、お客様をレジでお待たせさせない体制など、お客様が快適に店舗を利用することができる環境を整えているのです。

キッチンカフェという休憩所も用意しており、お客様同士が触れ合えるコミュニティの場を作っているのも特徴です。個人的な意見になりますが、コミュニケーションできる環境を整えるのはこれからの時代に適応するためにとても重要です。


コミュニティ環境が充実すればスーパーに新たな付加価値が生まれます。

それは「このスーパーに行けば知り合いと話せる」という価値です。お客様同士の交流がリピーターの増加に繋がりますし、他のスーパーにはない魅力を発揮することができます。これは差別型戦略を実践する上で有効となるのです。

【コミュニケーションを重視しているヤオコー】

ヤオコーは「コミュニケーション」という要素を重視しているのが躍進の秘訣だと私は確信しています。

例えばヤオコーの店舗では「クッキングサポートコーナー」を用意しており、担当メンバーがお客様の料理をサポートする取り組みを行なっています。日々の献立に悩む主婦が多いのですが、そのようなニーズを満たすのがクッキングサポートという存在です。

クッキングサポートは家庭の主婦が勤めており、親しみやすさに長けているのがポイントです。

新人主婦の悩みを解決するための料理レシピを提案したり、簡単料理レシピを教えたり、売場とお客様が直接関わるクッキングサポートの存在感はとても大きいです。

ヤオコーは店とお客様が密接な関係を築いており、毎日通いたくなる魅力を手に入れているのが素晴らしいです。その魅力は「コミュニケーション環境を整えたこと」であり、高齢化社会にも対応できるビジネスモデルだと私は分析しました。

人間の大半は孤独を嫌います。

特にお年寄りの方はコミュニケーションを欲する人も多く、コミュニケーション目当てでお店に足を運ぶ層が少なからず存在するのは事実です。そのような需要を的確に捉え、「スーパーに行けば人との繋がりが持てる」という付加価値をつけたヤオコーは今後の躍進も期待できます。

【ヤオコーの財務分析】

ヤオコーは持続的成長を維持している優良企業です。

2009年から2013年にかけて1株益は、242.4円、248.6円、265.2円、277.5円、310円という形で順調に伸び続けており、EPSの増加率が素晴らしいことに気づきます。

2013年通期決算の売上高は2479億6700万円で、営業利益は109億8300万円です。純利益は60億1900万円まで増加しており、全ての利益が前年度より高まっているのが凄いです。

来期も営業利益を増やす見込みです。

提案型売場作りで名を馳せたヤオコーは店舗運営を更に効率化して人件費率を減らしています。消費税の増税影響という負のニュースを挽回し、営業利益を伸ばし続けるヤオコーのビジネスモデルは非常に優れています。

財務面はそこそこです。

自己資本比率は45.5%。有利子負債額は215億3200万円で、売上高や自己資本額と比べると有利子負債は少なめに抑えられています。財務面は決して悪くないのです。

【ヤオコー株に向いている投資スタイル】

ヤオコーは成長株投資に向いています。

決算内容も非常に優秀ですが、それ以上に注目したいのが「ニーズを捉えたスーパーマーケットの運営」です。

コミニティを意識した店舗運営を実行しているヤオコーは躍進すべき存在です。人同士の繋がりがリピーターの増加に役立つのは事実で、コミュニケーションが取れる場を提供しているヤオコーはこれからも成長を続ける可能性が高いのです。

ソーシャルメディアが躍進を続けるのも「魅力的なコミュニケーションの場」を提供したからです。

ヤオコーはスーパー運営会社という立場でありながら、最新ニーズに対応することができているのが長所です。ビジネスモデルも優秀で確かな結果を出しているヤオコーの未来は明るいのです。

現在の予想配当利回りは1.37%で高配当戦略には向いていません。インカムゲインに期待するのではなく、将来の売却益を狙う戦略を立てるのがお勧めです。

【ヤオコーの株主優待】

3月、9月の権利確定日にヤオコー株を100株以上保有していると以下の株主優待を受け取ることができます。(年2回)

・100株以上保有で100円の買物優待券20枚、またはミネラルウォーター24本1ケース(1本500ml)

・500株以上保有で100円の買物優待券50枚、またはミネラルウォーター24本2ケース(1本500ml)

・1000株以上保有で100円の買物優待券100枚、またはミネラルウォーター24本4ケース(1本500ml)

買物優待券は1000円以上の買物につき、1000円ごとに1枚利用することができます。

参照URL http://www.yaoko-net.com/ir/sh-pre.html

(上記の情報は2014年1月6日に記載しました)


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