ユニオンツール (6278)

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・上場市場 東証1部
・会社名  ユニオンツール株式会社
(ゆにおんつーる 英称:UNION TOOL CO)
・証券コード 6278
・業種     機械
・決算    11月
・設立年 1960年12月
・上場年 1989年6月

・1株価格2424円(6/3終値)、最低売買単位:100株、1単元価格:約24万2400円

・予想PER24.62倍、実績PBR0.97倍、予想配当利回り1.4%

管理人評価B

【会社紹介】

ユニオンツールはプリント配線板ドリルで世界シェアの約3割を占めている1流企業です。


産業用切削工具を製造・販売しており、電子回路基板用超硬ドリル(PCBドリル)を日本で初めて発売した歴史を持ちます。PCBドリルのパイオニアとしての優位性を保ち、商品力で勝負してきたユニオンツールは有利子負債ゼロの超優良企業として活躍しています。

優れた製品を供給し、社会に貢献する」という理念を抱いているユニオンツールは技術開発を重視しています。

技術の発展を成し遂げて世界トップクラスのシェアを獲得しているユニオンツールは、「ブレない経営理念」が会社の経営を支えていると分析しました。

ユニオンツールは自社生産設備を購入せず、「自社で設備を生産している」のが特徴です。

外部から設備を購入しないので設備投資費用を削減することができ、設備投資を安価で抑えているのが注目ポイントです。コスト削減意識が高いから自己資本比率90%超えの脅威の財務状態を維持しているのでしょう。

新製品開発に力を注いでおり、「電子機器工業界と異なる商品」を販売して新市場を開拓する予定です。

守りの経営を行なっているわけではなく、利益向上を狙っているのが頼もしいです。

国内・海外の両方で生産工場を設けており、グローバル社会に対応しているのも良いです。

 

【財務状態は超優秀! 経営体力が抜群なユニオンツール】

ユニオンツールは経営体力が優れている点に注目すべきです。

電子機器工業界の影響を強く受けているのが経営リスクになりますが、電子機器工業界が衰退してもユニオンツールは生き残る可能性が高いです。豊富なキャッシュが武器で、研究開発費も潤沢なので1つの業種に依存していることを過度に心配する必要はありません。

ユニオンツールは「幅広い分野で高品質な製品を安価価格で提供する」と公言しており、お客様が喜ぶ商品作りに力を入れる予定です。

売上高を拡大させて収益力を回復し、開発体制を強化して再躍進を狙っています。

売上高の大部分をPCBドリルに依存している状況も何とかしたいと考えており、対象市場が異なる商品の拡大を意識しています。

 

【ユニオンツールの財務分析】

ユニオンツールは2009年から2013年にかけて黒字経営を維持しています。

2013年通期決算の売上高は182億4700万円、営業利益は19億3800万円、経常利益は26億2700万円です。売上高・経常利益は共に上昇しており、良い結果を残しました。純利益も18億1300万円に大幅拡大しています。

今期も増益が予測されています。

生産工程見直しの合理化戦略が功を制し、利益増額の期待が大きいです。今後は新商品の投入がユニオンツールの躍進を支えると分析しました。

財務面は超優秀です。

自己資本比率は93.3%。有利子負債額はゼロです。

 

【ユニオンツール株に向いている投資スタイル】

ユニオンツールは資産株投資が適しています。

黒字経営を維持する安定力と、優秀な財務面を評価して「資産株」として活躍して貰うのがお勧めです。資産株投資で重要になるのは配当利回りですが、ユニオンツールの現在の予想配当利回りは1.4%で大したことはありません。

安定配当を維持しているので着実に儲けることは可能ですが、大儲けすることを狙うのは厳しいと思います。

割安性に長けているわけでもなく、ユニオンツールはキャピタルゲインよりもインカムゲインを狙う株です。

財務状態が優秀な安定株が欲しい投資家はユニオンツールと相性が良いのです。

(上記の情報は2014年6月4日に記載しました)


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