やまびこ (6250)

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・上場市場 東証1部
・会社名  株式会社やまびこ
(やまびこ 英称:Yamabiko Corporation)
・証券コード 6250
・業種     機械
・決算    3月
・設立年 2008年12月
・上場年 2008年12月


・1株価格4270円(5/27終値)、最低売買単位:100株、1単元価格:約42万7000円

・予想PER10.23倍、実績PBR1.26倍、予想配当利回り2.58%

管理人評価B

【会社紹介】

やまびこは大手農林業機械メーカーとして活躍している会社です。


グローバル企業として活動しているやまびこは「為替リスク」を緩和するために円高対応に取り組んでいます。経営基盤を強化して国際競争力を高め、強い利益体質を築いて「世界規模で生き残る企業」を目指しているのが特徴です。

自社の存在意義も明確にしており、「世界最高の製品とサービスを提供する」ことを約束しています。

ものづくり企業として名を高めているやまびこは「自社商品の質」が会社の評判を決めます。

高品質な商品を販売し、やまびこブランドを築いているのが「やまびこの武器」になりますが、自社ブランドを守るためにクオリティの高い製品を販売しているのが素晴らしいのです。

「絶えず情報を見極め、変化を見定めた上で布石を打つ」という考え方も重視しており、情報分析を通じて時代の変化を見抜く意識が高いのが長所です。

世界で戦う気概も失わないで売上高を高め続けているやまびこは、「グループ全体の企業価値の向上」という目標を設定して厳しい世界を生き抜いています。

農林業に属している人から見るとやまびこが販売する農林業機械は「非常に質が高い」と評価することが多いのです。農林業機械は一般的に馴染みが薄いジャンルになりますが、確かなニーズが存在するビジネスです。

【不振から脱し、好調を維持しているやまびこ】

やまびこは順風満帆な経営を続けてきたわけではありません。

設立当初は2期連続の赤字を記録し、「やまびこは不振に陥っている」と評価されていました。しかし、2010年に緊急構造改革を実施し、翌年社長交代を成し遂げたやまびこは見事に黒字企業の立場を掴むことができました。

2014年に最高益を更新し、絶好調を維持しているやまびこは「苦境から立ち直れる」という不死鳥のような会社です。

国内の円高が進行するとやまびこは利益面で大ダメージを受ける可能性が高く、「為替リスクに左右されるビジネスモデル」が弱点になります。為替の動向を見極めつつ、やまびこの発展を分析するのが長期投資家に求められるスキルです。

【やまびこの財務分析】

やまびこは2011年から2014年にかけて黒字決算を維持しています。

2014年通期決算の売上高は1038億4800万円、営業利益は50億2000万円、経常利益は57億1500万円で昨年度と比較して大幅に利益額を伸ばしています。純利益も46億5600万円に増大しており、かなり良い結果を残すことができました。

来期も営業利益の拡大が予測されています。

円安が功を制し、最高益を更新したやまびこは「為替の良い影響を受けている」と評価することが可能です。連続増配を成し遂げているため、株主還元意識が高いのも良いです。

財務面は微妙です。

自己資本比率は41.7%。有利子負債額は218億4400万円です。

【やまびこ株に向いている投資スタイル】

やまびこは成長株投資が適しています。

成長株投資が向いていると言っても、過信は禁物です。

やまびこのビジネスモデルを分析すると「為替の影響を大きく受ける」という特性があるため、円高が進行すればやまびこの業績が悪化する可能性が高いです。

為替リスクから脱したビジネスモデルを確立させれば良いのですが、現状を分析すると「為替の影響」を無視することはできません。

増配を続けている実績があるので「配当金目当ての投資」を実行しても面白いでしょう。

配当利回りはそこまで高くありませんが、今後も成長を遂げると予測しているのであれば長期投資を行なう価値はあります。ただ、持続的成長を維持するのはかなり難易度が高いと私は分析しました。

(上記の情報は2014年5月28日に記載しました)


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