油研工業 (6393)

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・上場市場 東証1部
・会社名  油研工業株式会社
(ゆけんこうぎょう 英称:YUKEN KOGYO CO.,LTD)
・証券コード 6393
・業種     機械
・決算    3月
・設立年 1947年4月
・上場年 1962年10月

・1株価格240円(8/8終値)、最低売買単位:1000株、1単元価格:約24万円

・予想PER12倍、実績PBR0.74倍、実績BPS322.37、予想配当利回り2.5%

管理人評価B

 

【会社紹介】

油研工業は日本を代表する油圧機器専業メーカーです。


産業機械で使用される油圧機器や油圧システムを海外に提供し続けてきた油研工業は、グローバル体制を維持して持続的に利益を上げている優秀企業です。

リーマン・ショックから乗り越えた油研工業は着実に純利益を伸ばしており、世界不況から立ち直った不死鳥企業」として評価することができます。

信頼性に優れた油圧機器を提供することが得意で、油研工業特有の「質の高さ」を活かした海外販売戦略が注目ポイントです。

 

究極の油圧システムと呼ばれるAC サーボモータ駆動ポンプは「機械が要求する条件にマッチして運転する」という特徴があり、省エネ効果が高い商品として注目されています。

消費電力が低く、「AC サーボモータ駆動ポンプを導入するだけでコスト削減を成し遂げることができる」という特徴があるので、コスト低下を狙っている企業にとって良い商品を販売していると評価することができます。

ヨーロッパやアジアで販売網を築いている油研工業は、今後も国内・海外の両方で販売量を高めて持続的成長を成し遂げるのが理想になります。

海外拠点の強化と対象市場の拡大を目指して努力している油研工業は、成長戦略を実施している成長企業として評価することが可能です。

 

【目指す道は成長! 成長に特化した戦略を打ち出している油研工業】

油研工業の現在の魅力は成長力です。

世界同時不況から蘇り、追い風となる日本景気の回復に乗るように営業増益を達成したいと考えている油研工業は、高収益体質企業への転換を狙っています。

世界同時不況で痛い目に合ったことを反省する意識が強く、「高収益企業へと進化して環境変化に左右されにくい経営体質」を築きたいと望んでいます。

成長が期待できる海外諸国への進出も積極的に行ない、潜在需要を開拓する販売戦略を実施する予定です。

特に力を入れているのは中国市場の開拓で、「中国の潜在需要を掘り下げてグループ全体の利益額を高める」というのが油研工業が描いているビジョンになります。

 

【油研工業の財務分析】

油研工業は2011年から2014年にかけて純利益を伸ばし続けています。

2014年通期決算の売上高は280億4900万円、営業利益は14億6500万円、経常利益は14億5000万円で前年度と比較して大幅増益を達成しています。純利益も8億6100万円まで伸びており、成長企業らしい成長力を発揮することができました。

来期も増益が予測されています。

中国・仏山の子会社を連結化した影響によって売上高が15億円増加する見込みです。アジア圏で自社商品の販売量が増加している状態で、今後もアジア地域の経済発展が油研工業の利益増に貢献してくれるでしょう。

財務状態は微妙です。

自己資本比率は38.6%。有利子負債額は87億2100万円です。

 

【油研工業株に向いている投資スタイル】

油研工業は成長株投資が適しています。

2010年から2014年にかけて増配を維持している油研工業は「今後の増配を狙った成長株投資」を実行することも可能です。

売却益とインカムゲインの両方が狙える油研工業は、長期投資を実行して資産価値の向上を狙うのに適した株です。

2010年の連結決算では赤字になってしまいましたが、そのときも1株あたり1.5円の配当金を支払っています。赤字転落という最悪の事態が起こっても配当金を支払う油研工業は、株主還元を重視している企業として評価することができます。

財務状態はそこまで良くないので過信は禁物ですが、成長力を意識した投資を行なうのが1番適していると考えられます。

(上記の情報は2014年8月10日に記載しました)


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