山崎製パン (2212)

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・上場市場 東証1部
・会社名  山崎製パン株式会社 【略称:ヤマパン、ヤマザキパン】
(やまざきせいパン 英称:Yamazaki Baking Company, Limited)
・証券コード 2212
・業種     食料品
・決算    12月
・設立年  1948年6月
・上場年  1962年7月


管理人評価C

【会社紹介】

山崎製パンは製パン会社として活躍している会社です。ヤマパンやヤマザキパンとも呼ばれています。


技術革新に挑戦して積極的に設備投資を行なってきた山崎製パンは、日本の食生活向上に大きな影響を与えることができました。

「最高のサービスと最善のサービスの提供」を目的にしている山崎製パンは、最高の商品を提供するために常にベストを尽くす姿勢を整えています。その姿勢が「果敢な設備投資」という形で反映されており、美味しいものをお客様に届ける努力を怠らない優秀企業です。

「食の安心・安全」に気を配っており、食品安全衛生管理体制も確立しています。

また、山崎製パンは「株主に対して安定した利益を還元すること」を明言しており、安定配当を支払う意欲が強いことが分かります。

過去の配当金支払いのデータを見ると分かるのですが、山崎製パンは2008年から2013年にかけて増配歩調を維持しています。

配当還元をしっかり行なう会社として評価することができます。

全体の売上高比率を分析すると食品事業の売上高が92%を占めており、食品事業が圧倒的に利益を上げていることが分かります。その次に多いのが流通事業の7.1%で、その他事業は0.9%のシェアを保っています。(2012年12月31に終了した年度のデータ)

パンのシェアは4割を記録し、「パンと言えば山崎製パン」と言われるほど知名度が高いのが武器です。

【山崎製パンの強みは圧倒的な商品力!】

山崎製パンはブランド力に長けた企業として評価することができます。

社名にも記載されているのですが、山崎製パンと言えばやはりパンです。欧米の最新技術や設備を導入して自社のパン製造能力を高め、日本国民にパンの美味しさを広めてきました。

今やパン食は一般的な文化として浸透しており、「お米よりもパンを食べる方が好き」という人も多いのです。山崎製パンは日本にパン食という文化を根付かせた歴史があります。

そんな山崎製パンの魅力は商品力です。

提供するパンが美味しいからここまでブランドが定着したのです。

今や山崎製パンは日本国内のみならず、アジアでも積極的にパンを販売して海外シェアも獲得しています。「日本のパンが食文化の壁を超えて受け入れられている」という事実は非常に高く評価することができます。

どの食品会社でも同じことが言えますが、海外事業の成否を決めるのは「自社商品の質」がポイントになります。

要するに海外の人たちも美味しく味わえる食べ物を販売すれば海外事業は成功するのです。日本人だけにウケる特異性のある食べ物を海外展開しても上手くいきません。

塩辛とかはそうですよね。

山崎製パンが海外進出に成功しているのは、「パン」という食材を扱っているからです。パンはとてもポピュラーな食品で、全世界で愛食されている優れた食べ物です。

パンのニーズは今後も不滅です。


パンという需要がなくならない食品で市場シェアを多く獲得していることに注目してください。

山崎製パンは時代が変化しても儲け続けられる食品を販売して利益を得ているのです。この要素を株式投資に当てはめて考えると、「持続的に利益を上げるビジネスモデルを築いているため、長期投資に適している」と判断することができるのです。

【山崎製パンの財務分析】

山崎製パンは黒字経営を維持している優良企業です。

2012年通期決算の売上高は9515億200万円で売上高は前年度より伸びているのですが、営業利益は247億5400万円に低下しています。経常利益は261億900万円、純利益額は107億9000万円で純利益は順調に伸ばすことができました。

2013年通期決算は営業利益が減る見込みです。

主力商品の食パンの売上数は拡大したのですが、単価が下落したのが痛手です。

この状況を打破するために単価の高い商品を積極的に揃え、コンビニ事業も新業態の出店を加速して営業利益を伸ばす予定です。

財務面は普通です。

自己資本比率は39.6%。有利子負債額は1069億1200万円で、そこそこの財務状態を維持しているのが分かります。

【山崎製パン株に向いている投資スタイル】

山崎製パンはインカムゲインを狙う長期投資に適しています。

成長性に期待するのではなく、安定力を評価して株を長期保有するのがお勧めです。山崎製パンは資産株としての価値が高く、今後も需要が途絶えない自社商品を販売しているので長期投資に適した株だと分析しました。

売却益を狙うのはかなり厳しいです。

現在の予想PERは21.79倍、実績PBRは0.99倍で株価は割高です。成長性に期待が持てず、株価が割高な山崎製パンは売却益狙いの投資に不向きであることが分かります。

予想配当利回りは1.43%で、正直物足りないです。

投資効率を高めたい人は山崎製パン株を保有するのはお勧めできませんが、資産の防御力をアップするために山崎製パンに投資するのは良い選択です。

山崎製パンは持続的に利益を維持できる大企業らしい魅力を保った株だと評価しています。

【山崎製パンの株主優待】

12月の権利確定日に山崎製パン株を1000株以上保有していると、3000円相当の自社製品詰め合わせを受け取ることができます。

中身はお菓子やデザートで、山崎製パンらしい株主優待になります。

参照URL http://www.yamazakipan.co.jp/ir/stockholder/index.html

(上記の情報は2014年2月12日に記載しました)


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