米久 (2290)

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・上場市場 東証1部
・会社名  米久株式会社
(よねきゅう 英称:Yonekyu Corporation)
・証券コード 2290
・業種     食料品
・決算    2
・設立年  1969年2

・上場年  1986年10月


管理人評価C

【会社紹介】

米久は大手食品メーカーとして活動している会社です。


激動の渦に晒されている食品会社が今後生き残りたければ確かな実力を身につけなければいけません。

米久は生き残るための4つの戦略を打ち出しており、「販売チャネルの拡大、コンシューマ商品の増強、デリカ商品の強化、経営管理体質の強化」を推し進めて躍進を誓っています。

上記の戦略から分かるのは「米久は商品の販売強化に力を入れている」という点です。既に様々な商品を販売している米久ですが、現状に甘んじることなく高品質で美味しい商品を開発しようとする意欲は高く評価するべきです。

「感動を造る」という言葉は米久スピリットとして輝いており、米久の誇りとして胸に抱き続けている信念です。

商品の販売範囲を増大するために「冷食事業部」を創立しました。更に営業力を強化するために新潟営業所を新設した米久は事業拡大の意識が強いと分析することができます。

持続的成長を目的に事業活動を続けている米久ですが、決算面を見ると持続的成長を遂げているとは言えません。

2013年通期決算ではマイナス8.6円の1株益を記録し、株主の期待を裏切る結果を出してしまいました。

しかし、収益力を改善して黒字経営を保つ見込みが高い米久は今後も「美味しい会社」として認知してもらう予定です。

【商品力にこだわる米久】

米久は自社商品を販売して利益を得るビジネスを行なっているので、商品力が自社成績を左右する重要な要素になります。

米久が最重要課題と捉えているのは「安心して食べられること」です。徹底した品質管理体制を築いている米久は、お客様に美味しい商品をお届けするために影の努力を怠らないのが持ち味です。

ハムやベーコン、ミートボールやローストビーフの商品を数多く取り揃えている米久は、「肉関連の商品を売るのが得意」という特徴があります。

商品力に長けていますが、決算面を分析すると色々と物足りないのが本音です。

今後は経費削減を通じて健全な利益を上げられる体質を維持し、持続的成長を成し遂げるのが急務になります。

【米久の財務分析】

米久は利益額にバラツキがあるのが難点です。

2013年通期決算の売上高は1423億7200万円、営業利益は4億8400万円、経常利益は3億2200万円で前年度と比較すると利益額を大きく落としてしまいました。純利益はマイナス2億2100万円で良い結果を残せたとは言えません。

来期は増益が予測されています。

新製品を発売し、輸入品好調の波に乗っているのが良いのですが、円安の負の影響を受けているのが痛いです。伊藤ハムと共同配送やギフト事業委託を推進して業務効率を改善したのが良く、今後も経費を削減して利益額を増やすことが期待できます。

財務面は良いです。

自己資本比率は57.8%。有利子負債額は6億7700万円で、会社規模と比較すると有利子負債がかなり少ないです。

【米久株に向いている投資スタイル】

米久は株主優待目当ての投資に向いています。

500株以上保有すれば3000円相当の自社商品を受け取ることができるので、株主優待が好きな方と相性が良いのです。米久は長期投資に徹して配当金や株主優待を貰い続ける戦略に向いています。

現在の予想PERは34.77倍、実績PBRは0.59倍でPER値が高すぎます。

持続的発展を遂げているわけでもないので成長株投資を決行するのも不向きです。やはり米久はインカムゲインに期待するのが1番です。

現在の予想配当利回りは2.13%で微妙ですが、財務面が良好な点を評価して株を長期保有すればそれなりの利益を受け取るのは可能です。

【米久の株主優待】

2月の権利確定日に米久株を500株以上保有していると3000円相当の自社商品券(ハムやソーセージなど)を受け取ることができます。

参照URL http://www.yonekyu.co.jp/company/ir/preferential.html

(上記の情報は2014年2月28日に記載しました)


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