ヤマザワ (9993)

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・上場市場 東証1部
・会社名  株式会社ヤマザワ
(やまざわ 英称:YAMAZAWA CO., LTD.)
・証券コード 9993
・業種     小売業
・決算    2月
・設立年  1962年10月
・上場年  1994年9月


管理人評価D

【会社紹介】

ヤマザワは山形県を中心にスーパーマーケットを展開している会社です。

「より良いものをより安く」というモットーを掲げて経営を続けているヤマザワは、地域密着型経営で躍進を続けてきた会社です。


人の優しい店作りを実践しており、地元のお客様に愛される店舗運営を心がけています。

例えば障害者専用駐車場を用意したり貸出用車椅子を完備したり、買い物疲れを癒していただくためにイートインコーナーを設置したりと、お客様を気遣う精神に溢れているのがヤマザワの長所です。

地元密着経営で重要なのは「地元の人々を大切にする心」です。

特にスーパーマーケットという業種は多くのお客様が利用するため、お客様の都合を考えて経営戦略を立てなければいけません。身体が不自由な方に優しい店舗設計を心がけているのもヤマザワが地元のお客様を愛しているからです。

ヤマザワのように地元愛の強い企業は生き残る可能性が高く、強烈な支持を受けることができるのです。

人だけではなく環境にも気遣っています。

無農薬の豆腐や納豆を販売しているヤマザワは、環境と人に優しいビジネスを行なっています。他にも自然環境を壊さない商品を積極販売しているのも高ポイントで、環境配慮の意識が強い会社として分析することができます。

【グループ化で躍進を図るヤマザワ】

ヤマザワはスーパーマーケット事業が主力業務となっていますが、グループ会社を通じて利益を上げているのも注目したいです。

株式会社ヤマザワ薬品は「ヤマザワ調剤薬局」を運営しています。

ヤマザワ調剤薬局は県内トップレベルの施設を誇り、地域住民の手助けになるかかりつけ薬局として活躍しています。医薬分業を成し遂げるためにヤマザワ調剤薬局は一役買っており、多くのお客様に信頼されています。

ドラッグストアらしい豊富な品揃えも武器で、地域一番店として親しまれるドラッグストアを目指しています。

「気軽に健康について相談できる」という点をウリにしており、地域のお客様と積極的に対話する姿勢を貫いているのも良いです。店舗とお客様の距離が近いと長期的に見て利益を上げやすいので、地域密着型経営を徹底するのは良策になります。

もう1つ注目したいのが株式会社サンコー食品です。

サンコー食品は豆腐、こんにゃく、納豆などの自社製品を生産している会社で、安全・安心な商品を提供するために日々奮闘している子会社です。サンコー食品で生産された食料品はヤマザワで販売され、ヤマザワの利益向上に貢献しているのです。

【ヤマザワの財務分析】

ヤマザワは黒字経営を維持しているのが見どころです。

2013年通期決算は不甲斐ない結果に終わってしまいました。売上高は925億3500万円で前年度より売上高が低下しています。

営業利益は13億6500万円、経常利益は14億900万円、純利益額は7億500万円で全ての利益が昨年よりも減ってしまったのが痛いです。特に純利益は半分以下に減少したため、この結果は好意的に解釈することはできません。

来期も減益が予測されます。

利益額が減った最大の原因は客数の低下です。仕入れ価格が向上して粗利率が悪化したのも経営の足を引っ張っています。既存店の売上を高めないとヤマザワは再躍進を果たすのは難しいので、効果的な販売促進戦略を打ち出さないと少し危険です。

財務面はまあまあ良いです。

自己資本比率は56.5%。有利子負債額は30億5000万円で、財務面は良好です。

【ヤマザワ株に向いている投資スタイル】

ヤマザワ株は安定配当株投資に向いています。

個人的な意見を述べるとヤマザワのビジネスモデルは特異性がないように感じます。地元密着経営は理に適っていますが、同業他社も同様の戦略を取っているので差別化という意味で少し弱いと感じました。

スーパーマーケット業界は差別化戦略を実行するのが難しいのですが、それでも何らかの差別化要素がないと過当競争で生き残ることはできません。

堅実なのがヤマザワの長所ですが、目を見張る成長は期待できないのが難点です。

現在の予想配当利回りは2.11%。年間配当額は33円と予測されており、今後も1株33円配当を維持する予定です。

株価は割高です。

現在の予想PERは71.32倍、実績PBRは0.61倍でPER値が高すぎます。黒字経営を続けているのは良いのですが、割高で成長性に乏しいヤマザワ株は魅力的だと言い難いのです。

【ヤマザワの株主優待】

2月、8月の権利確定日にヤマザワ株を100株以上保有していると以下の株主優待を受け取ることができます。(年2回)

(2月の株主)

・100株以上保有で100円の自社買物優待券20枚(2000円相当)または、1000円相当の全国共通ギフト券1枚

・1000株以上保有で100円の自社買物優待券50枚(5000円相当)または、1000円相当の全国共通ギフト券3枚

・3000株以上保有で100円の自社買物優待券100枚(10000円相当)または、1000円相当の全国共通ギフト券5枚

(8月の株主)

・100株以上保有で100円の自社買物優待券20枚(2000円相当)または、山形県産つや姫2kg

・1000株以上保有で100円の自社買物優待券50枚(5000円相当)または、山形県産つや姫5kg

・3000株以上保有で100円の自社買物優待券100枚(10000円相当)または、山形県産つや姫7kg

自社買物優待券は山形県・宮城県に住んでいる株主限定で送られます。

山形県・宮城県以外に在住している株主は自社買物優待券の代わりにお米や全国共通ギフト券を受け取ることができます。

自社買物優待券は1000円以上の買い物につき、1000円ごとに1枚利用することができます。

参照URL http://yamazawa.co.jp/ir/249

(上記の情報は2014年1月15日に記載しました)


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