ユアテック (1934)

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・上場市場 東証1部
・会社名   株式会社ユアテック 
(ゆあてっく 英称:Yurtec Corporation)
・証券コード 1934
・業種     建設業
・決算    3月
・設立年  1944年10月
・上場年  1977年12

・1株価格347円(3/18終値)、最低売買単位:1000株、1単元価格:約34万7000円

・予想PER不明、実績PBR0.4倍、予想配当利回り2.84%

管理人評価E

【会社紹介】

ユアテックは東北電力グループに属している会社で、電気設備工事などを行なっています。


「生産性向上によるさらなる強靭な経営体質実現への挑戦」を掲げているユアテックは、安定した収益確保を目標に掲げて事業活動を続けています。

実際のところ、決算状況を分析すると安定収益確保は達成していません。2013年通期決算は赤字を出しており、目標とかけ離れた結果を出しているのが残念です。

「収支改善」を最優先課題として掲げているユアテックは、現状を良しと思っていないのがポイントです。

総合設備エンジニアリング企業として活躍しており、自然エネルギーの研究開発にも力を入れています。「技術力を活かして新しい価値を創造すること」を掲げており、「技術のユアテック」と呼ばれて親しまれています。

質の高い設備工事を通じて多くの取引先企業から信頼を確保しているユアテックは、様々な工事を通じて収入を得ているのが長所です。

【赤字脱出が急務、ユアテックの経営戦略について】

ユアテックはとにかく赤字経営から脱出し、健全な利益体質を取り戻さなければいけません。

利益過剰金は572億900万円で、長年黒字企業として活躍してきた実績があります。

今は赤字経営に悩まされていますが、将来的に黒字回復を果たすのは不可能ではないと思います。ユアテックの行なっている事業は全て確かなニーズがありますし、技術を活かして堅実な施工を行なうユアテックは取引先の信頼も厚いのです。

今後、ユアテックは赤字額を減らし続けて長い年月を見込んで黒字体質を取り戻す必要があります。

普通の赤字企業だと配当金を支払わないのですが、ユアテックは別です。

ユアテックは赤字決算でも株主に配当金を支払っており、株主還元意識が強い会社として評価することができます。

【ユアテックの財務分析】

ユアテックは赤字決算から逃れられないのが痛いです。

2013年通期決算の売上高は1646億1700万円、営業利益はマイナス37億6500万円、経常利益はマイナス24億200万円で悪い結果を残してしまいました。純利益もマイナス36億6600万円で、株主にとって残念な結果が発表されたのです。

来期も赤字決算が予測されていますが、赤字幅は縮小する予定です。

工事の効率化を推し進めて赤字幅を狭めたのが良材料です。太陽光発電事業は好調を維持していますが、人件費が重く黒字脱出を果たすのは難しいのです。今後はコスト削減を徹底して黒字経営を実現することが望まれます。

財務面は良いです。

自己資本比率は48.8%。有利子負債額は59億9500万円で、なかなか良い財務状態を保っているのが魅力です。

【ユアテック株に向いている投資スタイル】

ユアテック株は……。

現在の株価は非常に割高で成長性も薄いので、売却益狙いの投資には向いていません。配当金を支払っていることを評価して配当金狙いの投資を実行する方法もありますが、わざわざ赤字株の配当金を狙う必要があるのでしょうか……。

赤字幅は順調に削減しているので、黒字回復を予測して株を買うのも戦略の1つとしてはアリです。

しかし、それならば最初から持続的成長が期待できる成長株を買った方が良いですし、色々と投資するのを躊躇ってしまうのが難点です。

正直、株としての旨味はそこまで強くないと思います。

買いたくなるほど大きな長所を見つけることができなかったので、残念ながらEランクです。

(上記の情報は2014年3月19日に記載しました)


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