ラクーン (3031)

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・上場市場 東証マザーズ
・会社名  株式会社ラクーン
(らくーん 英称:Raccoon Co., Ltd)
・証券コード 3031
・業種     卸売業
・決算   4月
・設立年 1996年5月
・上場年 2006年4月

・1株価格794円(3/23終値)、最低売買単位:100株、1単元価格:約7万9400円

・予想PER23.28倍、実績PBR2.88倍、実績BPS275.86、予想配当利回り0.86%

管理人評価A

【会社紹介】

ラクーンは衣料・雑貨のeコマースサイト『スーパーデリバリー』を運営している会社です。


出典 www.superdelivery.com

日本全国のメーカーと小売店の流通効率化を実現しようとしているラクーンは、アピレルや雑貨の商品を「売れるときに」、「売れる場所に」提供するための便利な仕組みを生み出そうと模索しています。

例えばラクーンが提供しているスーパーデリバリーは、ファッション・雑貨業界のメーカーと小売店が出会い、継続して取引ができる企業間取引サイトとして利用されています。

また、「COREC(コレック)」というツールも提供しています。

コレックは業種を問わず、全ての企業間取引における注文のやりとりをweb上で一元管理できるのが特徴です。企業間取引を行う場合、お互いにやりとりが最適化できるツールが導入されていれば良いのですが、IT化が進んでいない会社も多いのでやりとりが最適に行えないケースも多いのです。

コレックを使用すれば受注処理の手間とコストを削減できるのがウリで、お客様企業にとって役立つサービスを提供しているのがラクーンの強みです。

企業間取引に関する新しいインフラ創造者でありたいと望んでいるラクーンは、「新インフラを築いて多くの企業がそのインフラを利用する存在になりたい」と願っています。

これはビジネスを行う上でとても重要なポイントで、自社が築いたインフラを使用する人が増えればその分利益を上げることが可能になります。

インフラという存在が生活に欠かせなくなれば長年に渡って安定した利益を得ることができるので、ラクーンが行うビジネスは将来をかなり意識していると捉えることができます。

 

【営業利益を伸ばし続ける優良企業のラクーン】

ラクーンは営業利益を伸ばし続けており、配当額も年々高まっている優良株です。

コスト構造改革が順調に進み、営業利益を伸ばしているラクーンはEC事業や売掛債権保証事業の売上高が伸びているのが長所です。純資産額や総資産額も年々向上しており、2009年から現在にかけて配当額も増え続けている状態です。

増配を維持しているという特徴は非常に良く、この実績だけを見ても株主還元には熱心だと評価することができます。

ラクーンは成長性が優れているので配当金を狙う株ではありませんが、株を持っているだけで配当金を貰えるのは嬉しいものです。インフラを整備し続けることによって利益を高める流れを築くことができるのか、ラクーンの今後に注目したいです。

 

【ラクーンの財務分析】

ラクーンは成長を続けている会社です。

2014年通期決算の売上高は102億4500万円、営業利益は2億4700万円、経常利益は2億4800万円、純利益は1億2300万円で営業利益は増加しているものの、純利益は昨年度と比較して微妙に低下しています。

来期も増収が予測されています。

会計基準変更で売上高が減る見込みですが、最高益を更新する予定です。売掛債権保証は代理店経由の顧客獲得に注力しており、金融機関の提携先開拓も行うことが期待されています。

財務状態はそこそこです。

自己資本比率は49.6%。有利子負債額は2億1300万円です。

 

【ラクーン株に向いている投資スタイル】

ラクーンは成長株投資が適しています。

営業利益を伸ばし続け、増配を維持しているラクーンは長期投資に向いている株です。財務状態は際立って良いといえるほどではないのですが、成長力に期待が持てるのはとても良いと分析しています。

新しいインフラ整備を行うという発想も良く、自社が作ったインフラの知名度や必要性が高まれば長年安定した利益を上げることが期待できます。

順調に利益を伸ばしているラクーンは今後の会社の成長に期待して長期保有したい株になります。

(上記の情報は2015年3月24日に記載しました)


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