タイセイ (3359)

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・上場市場 東証マザーズ
・会社名  株式会社タイセイ
(たいせい 英称:Taisei Co., Ltd)
・証券コード 3359
・業種     卸売業
・決算   9月
・設立年 1998年12月
・上場年 2005年2月

・1株価格423円(3/25終値)、最低売買単位:100株、1単元価格:約4万2300円

・予想PER5.16倍、実績PBR0.94倍、実績BPS452.32、予想配当利回り1.18%

管理人評価C

【会社紹介】

タイセイは和洋菓子店や弁当店などに包装資材や食材などを通信販売している会社です。


出典 www.iidasyouji.co.jp

小ロット・低単価・低納期で届けることによって製菓・製パン業界の発展を手助けし続けてきたタイセイは業界全体の成長を手助けしていると捉えることができます。

ケーキ箱や手提げ袋、包装紙、リボンなどを提供しているタイセイは15年もの間地道なビジネスを続けて売上を上げ続けてきた実績があります。ビジネスの内容ははっきり言ってとても地味なのですが、地味であるがゆえにPBRも1倍割れしているのだと捉えることが可能です。

タイセイのビジネスは製菓業界を支えるために非常に重要となるのですが、多くの投資家は地味なビジネスには注目しません。

約25万人のお客様に菓子資材や菓子食材などをお届けしているタイセイは、地味でありながらも世の中に必要不可欠な商売を行っているのが長所です。

 

【売上高は持続的成長を達成。安定配当を支払う意欲が強いタイセイ】

タイセイは売上高を持続的に伸ばしている会社で、配当方針も安定配当を支払うことを強く意識しています。

事業成長に必須となる内部留保を十分確保することを目標にしつつ、安定的に配当を支払うことを継続すると公言しているタイセイはマザーズ企業らしくない安定株として評価することができます。

しかし、マザーズ企業の魅力は将来性や成長力であり、安定配当を支払うという魅力はあまり嬉しくないかもしれません。予想配当利回りもそこまで高いわけではないため、インカムゲインに過度に期待を抱くのは禁物です。

また、意外にもタイセイはcotta(コッタ)というインターネットサイトも運営しています。

cotta(コッタ)はお菓子やパン作りのための日本最大級の総合サイトとして評価されており、チョコレートなどの「製菓材料」やホイッパーやケーキ型などの「製菓製パン道具」などを取り扱っています。お菓子やパンのレシピは約1万点も存在しており、ユーザーのレシピを投稿する場も設けられています。

リアルビジネス、ネットビジネスの両方で製菓業界の発展に務めるタイセイは一部の業界にとってなくてはならない会社だと評価することができます。

 

【タイセイの財務分析】

タイセイは売上高を伸ばし続けています。

2014年通期決算の売上高は40億2600万円、営業利益は7000万円、経常利益は1億1100万円で減収となっています。純利益も5900万円まで減っており、良い結果を残しているとは言えません。

来期は増益が予測されています。

買収で売上高を約5億円上乗せしたのですが、利益の貢献額はわずかになりそうです。山口県の製菓材料卸を買収という結果は今後タイセイの経営に良い影響を与えることが期待されます。

財務状態はそこそこです。

自己資本比率は50.5%。有利子負債額は10億7100万円。

 

【タイセイ株に向いている投資スタイル】

タイセイは悪い株ではないのですが、突き抜けた長所が乏しいのが弱点です。

現在の株価は非常に割安であり、配当金も安定して支払っているので割安配当株として評価することが可能です。しかし、マザーズ上場企業の魅力は将来性であり、マザーズ企業が安定配当を支払っていても魅力に乏しいのも事実です。

割安性に関しては良い見方をすることが可能ですが、逆に言えばそれほどまでにタイセイのビジネスが注目されていないという証明になります。

黒字経営を続けている立派な会社なのですが、株という意味で分析すると割安性以外に大きな長所を見つけるのが難しいのです。

売上高は成長し続けているので、長い期間で成長力を期待したい人はタイセイが適しています。

(上記の情報は2015年3月26日に記載しました)


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