パス (3840)

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・上場市場 東証マザーズ
・会社名  パス株式会社
(ぱす 英称:PATH Corporation)
・証券コード 3840
・業種     情報・通信業
・決算   3月
・設立年 1990年5月
・上場年 2007年3月

・1株価格324円(3/18終値)、最低売買単位:100株、1単元価格:約3万2400円

・予想PER不明、実績PBR40.6倍、実績BPS7.98、予想配当利回り0%

管理人評価D

【会社紹介】

パスは再生コンサル事業を行っている会社です。


出典 jonidaniels.com

出資子会社再生を通じて立て直しを図っているパスは、雑誌「DRESS」を発行する gift 社を子会社化して事業範囲を広げました。電子決済事業、旅行事業に加え、コンサルティング事業、EC事業、メディア事業を展開しているパスは多角経営を行っていると言えば聞こえは良いのですが、これといった強みが分かりづらいのが難点です。

年商100億円規模への拡大を目指して努力することを目標にしており、他事業が相互に連携することによってシナジー効果を出すことを目的に掲げています。

株式会社giftが編集・出版を手掛ける雑誌「DRESS」は、女性の幸せな社会変革を目指しており、女性向けのファッションやライフスタイルなどの情報を載せているのがウリです。

株式会社giftを買収したのは微妙であり、縮小が続く出版業界にあえて参入するのはビジネス的に厳しいと分析しています。成長企業に属している会社を買収するなら分かるのですが、出版社を買収して利益貢献を果たすことができるのか疑問の声も上がっています。

 

【再成長を目指してビジネスに取り組むパス】

パスの強みは再成長を目的としたコンサルティング支援業務を行っています。

クライアントの真のゴールを明確にし、達成に向けた成長シナリオの策定支援などを行っています。また、成長が停滞した企業に対して第二、第三の強みの創出支援を演出することが得意で、「今まで上手くいっていたけど経営が滞るようになった企業を再支援する業務」を行っているのがパスの特徴になります。

しかしながらパス自身も経営不振に頭を抱えている状態であり、過去の決算を見ても業績回復を成し遂げているわけではありません。

自社が再成長を遂げていないのに他社に対して再成長コンサルティング業務を行っているという辺りに疑問の声が存在しています。

 

【パスの財務分析】

パスは2011年から2014年にかけて赤字を出し続けています。

2014年通期決算の売上高は3億8500万円、営業利益は-9700万円、経常利益は-1億2200万円、純利益は-1億5000万円で全然経営状況は改善されていません。

来期も赤字が予測されています。

gift社買収で売上高が増えたのは利点ですが、赤字から脱することができなそうなのが問題点です。

財務状態は微妙です。

自己資本比率は47%。有利子負債額は700万円です。

 

【パス株に向いている投資スタイル】

パスは色々と厳しい株です。

配当金を支払っておらず、赤字が続いているパスはインカムゲイン収入に期待するのは難しいです。売却益を狙う投資を実行するのがお勧めですが、業績が回復しなければ株価を上げるのも難しいでしょう。

現在の株価も割安性には全く長けておらず、色んな意味で強みが見えにくいのが難点になります。

財務状態に関しても普通なので、特に期待する点を見つけるのが難しいです。

(上記の情報は2015年3月18日に記載しました)


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