現在の結果を悲観的に捉えない

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株式投資で負ける人は、現在の結果だけで物事を判断する傾向があります。


株式投資で儲けたければ、現在の結果だけを重視するのではなく、将来性を加味して総合的に株の価値を判断してください。現在、含み損を抱えている状況だとしても悲観的になる必要は無いのです。

「株価が買ったときより下がってしまった……。どうしよう、これなら買わなきゃ良かった」

「株価が上がる予定だったのに、含み損になっちゃったよ! もうこんな株は売却した方が良いんじゃないの?」

現在の結果が悪いと悲観的に物事を考えやすくなります。しかし、その思考は株式投資で儲けるためのマインドが確立されていない証拠になります。

現状の結果に思考を左右されてはいけません。

含み損を抱えてしまうのは、何らかの理由があるはずです。業績が下がったり、配当金が減配したり、悪影響によって株価が下がることもありますが、何も無い状態で株価が下がった場合、そこまで悲観的に考える必要はありません。

「株価が下がった」という事実だけで物事を捉えると、全てが悪い方向に働いてしまいます。

そもそも、「将来株価が値上がりする」という予測を立てて株を買う場合、一時的に株価が値下がりしても問題はありません。株価は上がったり下がったりするのが当たり前なので、現在の結果が悪くても心配する必要は無いのです。

株価だけで物事を判断すると、思考が定まらなくなってしまいます。思考が定まらないと長期的な戦略を確立することも難しくなるため、株本来の価値を評価する必要があるのです。

含み損を抱えても、配当金が支払われるのであれば問題はありません。配当金の収入を得るという権利を獲得しているので、何も心配する必要は無いのです。むしろ時間が過ぎれば過ぎるほど、状況はあなたに味方します。

株価が下がっている時期に株を買い、株価が向上している時期に株を売れば誰でも株式投資で儲けることができます。もちろん、株を売らないという戦略を貫いても良いのです。株式投資は勝つための手段がたくさん存在するため、1つだけ自分にあった手段を選択すれば良いのです。

現在の結果を悲観的に捉えると、株の将来性を予測するのも難しくなってしまいます。

新たなビジネスを始めて、3ヵ月ほど赤字の状態が続いていたとします。多くの人はこの時点で、「ビジネスを始めるんじゃなかった……」と後悔しますが、なぜ悲観的な未来を予測するのでしょうか?

その答えはとてもシンプルです。

現状が悪いから、未来も悪いと決め付けてしまうのです。

しかし、悪い状態からスタートしたビジネスモデルが最終的に大きな利益を上げることはよくあります。株式投資も同じで、最初に含み損を抱えていた株が後に大きな売却益をもたらしてくれることは珍しくないのです。

これは机上の理論ではありません。実際にあった出来事から、あなたに真実をお伝えしています。

私は2011年にシダーという株を購入しました。株を買った直後に東関東大震災が起こったため、シダーの株価は300円から200円近くまで値下がりし、多大な含み損を抱えてしまったのです。


(シダーのチャート)

その時点で私はこう考えました。

「失敗した。こんな株買うんじゃなかった。どうして株を始めたばかりで、こんな損しなくちゃいけないのだろう……」

まさに悲観的な思考です。現在の結果だけで物事を悲観的に捉える典型的な例になります。

しかし、私はここで1つだけ良い結果を引き寄せる判断を下しました。それは株を売らないで保有し続けるという選択を取ったことです。

正直に言ってしまうと、「損を確定したくないから株を売らなかった」というだけなのですが、結果的に私は多大な利益を上げることができました。シダーのチャートを見ても分かるとおり、一時期は550円まで株価が向上しています。最安値のときから比べると、2倍以上も株価が上昇したのです。

このように、現在の結果が悪いからといって将来も絶望的であるとは限りません。むしろ今が悪いから、将来儲かるチャンスがあると考えてください。

もし、200円の時代にシダーの株をたくさん買っていたらどうなるでしょうか? 株価が550円のときに売れば2倍以上の投資資金を得ることができます。これは結果論になりますが、現在の結果は当てにならないという良い例になります。

人間は損失回避の本能が働くため、含み損を抱えてしまうと「これ以上損したくない」という気持ちから損切りを行なうことがよくあります。

しかし、現在の結果を悲観的に捉えず、未来は明るいと信じて投資し続ければ含み損が解消される可能性は高いのです。含み損が解消されなくても、配当金で損失をカバーすれば問題はありません。

株は保有する期間が長ければ長いほど利益が出ます。現在の結果だけにまどわされず、常に平穏を維持するメンタルを保つようにしましょう。


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