駅探 (3646)

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・上場市場 東証マザーズ
・会社名  株式会社駅探
(えきたん 英称:Ekitan & Co.,Ltd)
・証券コード 3635
・業種     情報・通信業
・決算   3月
・設立年 2003年1月
・上場年 2011年3月

・1株価格520円(12/26終値)、最低売買単位:100株、1単元価格:約5万2000円

・予想PER14.33倍、実績PBR1.6倍、実績BPS325.53、予想配当利回り3.85%

管理人評価B

 

【会社紹介】

駅探は経路検索サービス『駅探』を運営している会社です。


出典 www.appbank.net

電車社会が発達している現代日本では乗換情報や目的地までの路線を調べたいというニーズが大変多いです。駅探は到着時間や運賃も同時に案内をする「乗換案内サービス」や、時刻表連動型の乗換案内サービスなどを提供して利益を得ています。

 

駅探が凄いのは「需要が旺盛な乗換案内サービスを提供して売上を上げている」という点でしょう。

 

安心して外出できるサービスを提供している駅探は多くの人々を手助けするビジネスを行っていると評価することができます。

提供するデータ品質の高さと乗換システムに関する高い技術力を発揮して黒字経営を維持している駅探は、良い意味でマザーズ企業らしくない安定感がある株になります。

 

乗換アプリケーションの企画・販売などを通じて利益を得るビジネスモデルを築いている駅探は、かなり手堅いビジネスを行っていると評価することができます。また、様々な娯楽を対象とした「駅探バリューDays」をスマートフォン向けユーザーに展開しています。

 

自社メディアを活用して広告料収入を得ているのが良く、「ユーザーが多く利用するメディアを築いて到着駅にマッチした広告を貼る」という戦略を実施しています。

 

こうすることによって広告の関連性を高めることができますし、資本がかからないサイト運営ビジネスという特徴を活かして広告料収入を得ることができるのが注目ポイントです。

 

【安定力抜群! 新たな成長戦略も練っている駅探】

駅探は安定力が抜群で予想配当利回りが高いのが魅力の株になりますが、成長戦略も見逃すことはできません。

 

乗換案内サービスとの親和性の高い「トラベル事業」に参入することを公言している駅探は今後の成長力にも期待が持てます。

 

トラベル事業は乗換案内サービスとのシナジー効果が期待できます。乗換案内サービスを利用するユーザーに対して移動をトータルでサポートするというビジネスを実施することが可能です。

 

最適なトラベルプランを選ぶことができるという特徴を発揮し、独自技術である乗換システムを活用して「高いお客様満足度を実現したい」と望んでいます。

 

私は駅探のように「本業とのシナジー効果が期待できる分野に新規参入を図る」のはとても良いと思っており、駅探はかなり戦略策定能力が高い会社だと評価しています。

 

【駅探の財務分析】

駅探は2010年から2014年にかけて黒字経営を維持している安定企業です。

 

2014年通期決算の売上高は27億1100万円、営業利益は4億7800万円、経常利益は4億7700万円で売上高は前年度より向上していますが、営業利益は低下しています。純利益も2億7800万円に減少しており、成長力に過度な期待を抱くのは危険です。

 

来期も減益が予測されています。

既存顧客に対するサービスを強化して挽回を図る予定です。携帯販売店向けの広告費負担が重いのは確かですが、これは仕方がない支出として受け止めるしかありません。

 

財務状態は優秀です。

自己資本比率は70.8%。有利子負債額は3億6000万円です。

 

【駅探株に向いている投資スタイル】

駅探は配当金狙いの投資が適しています。

 

財務状態が優秀で安定経営を維持している部分を評価すべきです。マザーズらしくない株として輝いている駅探ですが、株としての実力はなかなか高いと分析しています。

 

成長力に関して過度な期待を抱くのはお勧めできませんが、ユーザーニーズが確実に存在する低資本のビジネスに手を出しているのはとても良く、予想配当利回りも高いので資産株として加えておきたい株です。

 

株価はそこまで割安ではありませんが、配当金を頂きつつ含み益ができたら株を売却するという戦略を取ることができます。駅探はなかなか面白い株です。

(上記の情報は2014年12月27日に記載しました)


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