ITbook (3742)

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・上場市場 東証マザーズ
・会社名  ITbook株式会社
(あいてぃぶっく 英称:ITbook Co.,LTD)
・証券コード 3742
・業種     情報・通信業
・決算   3月
・設立年 1990年6月
・上場年 2004年7月

・1株価格430円(3/3終値)、最低売買単位:100株、1単元価格:約4万3000円


・予想PER86倍、実績PBR26.61倍、実績BPS16.16、予想配当利回り0%

管理人評価D

【会社紹介】

ITbookはIT戦略のコンサルティング業務を行っている会社です。


出典 www.pcvisionltd.com

マイナンバーに対応するためのサービスを提供しているITbookは、マイナンバー案件の入札が順調に進んでいる会社です。業務フローの見直し支援や中間サーバー、統合宛名システム、業務システムの連携方針の決定支援システムなどを提供しており、官公庁を中心としてITコンサル業務を行っているのがポイントです。

民間向けサービスも提供しており、システム開発のプロジェクト支援などを行っています。

ITを導入して業務最適化を図るのはどの企業でも重要になりますが、ITbookはIT調達指針の作成などを行って他企業をサポートする業務も行っています。

ITbookの行うビジネスは非常に専門的で分かりづらい面もあるのですが、コンサルティングや他企業のサポートを通じて利益を上げていると解釈するのがお勧めです。

 

【ITのプロ集団であるITbook】

ITbookは決算は安定していませんが、専門価値が高いサービスを提供して黒字経営を維持しています。

ITスキル研修は自社の能力を存分に利用したサービスだと分析することができます。IT業務をどこから学べば良いか分からないというニーズに対し、基本的なIT技術を教えるのがITbookのITスキル研修です。

行政向けのサービスだけではなく、金融業界向けのサービスも充実させています。

有価証券の運用業務に精通したメンバーを活用し、株式・債券・為替・デリバティブ各有価証券の運用業務に関する効率化・コスト削減などを実現するための業務設計も行っています。また、商品設計コンサルティング業務も行っており、民間、自治体、金融の分野でサービスを提供して幅広い顧客層から支持を受けているのがITbookの長所です。

 

【ITbookの財務分析】

ITbookは売上高を伸ばし続けています。

2014年通期決算の売上高は16億9200万円、営業利益は1100万円、経常利益は2100万円で前年度と比較して利益額が減少しています。純利益は800万円で少し物足りない結果を残してしまいました。

来期は増益が予測されています。

システム開発は好調を維持しており、営業増益を達成する見込みです。人員を増強して更なる事業拡大を狙うITbookは将来に期待したい会社です。

財務状態は良くないです。

自己資本比率は29.9%。有利子負債額は3億4300万円です。

 

【ITbook株に向いている投資スタイル】

ITbookは成長株投資が適しています。

配当金を支払っておらず、株価も割高なITbookは儲けるのが難しい株だと判断することができます。売上高は伸び続けているので長期投資に徹するのは良いのですが、利益額は大して伸びていないので本当に成長株かは疑問の余地が残ります。

行っているビジネスはとても社会的意義が高いので重要な会社だと認識することができますが、株としての評価はあまり高くありません。

(上記の情報は2015年3月3日に記載しました)


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