ケンコーコム (3325)

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・上場市場 東証マザーズ
・会社名  ケンコーコム株式会社
(けんこーこむ 英称:Kenko.com, Inc
・証券コード 3325
・業種     小売業
・決算   12

・設立年 1994
年11月
・上場年 2004年6月


・1株価990円(6/9終値)、最低売買単位:100株、1単元価格:約9万9000円

・予想PER不明、実績PBR3.06倍、実績BPS323.88、予想配当利回0%

管理人評価D

【会社紹介】

ケンコーコムは健康関連食品の通信販売を行っている会社です。


出典 bhn.jp

会社と同じ名前の『ケンコーコム』というサイトを運営しているケンコーコムは売上高の増加傾向を維持しているのが特徴です。

医薬品や健康食品、化粧品や日用品などをサイト内で販売しているケンコーコムは多くの人に利便性を提供するビジネスを行っています。消費税増税の影響によって苦戦が続いているケンコーコムは利益という意味で分析すると心もとないのが現状です。

日本最大級の品揃えを誇る健康関連食品がウリであり、競争が激化するECサイトで存在感を維持しているのが長所です。

「お客様の健康づくりをサポートし続ける」という理念を抱いているケンコーコムは、インターネットを活用したEコマース事業に集中して取り組んでいます。集中と選択を実施しているのがケンコーコムの経営戦略になりますが、残念ながら決算を見るとそこまで良い結果は出ていません。

新たなサービスを創造し、お客様の利便性向上を意識した経営戦略はとても優れていますが、確かな結果を出すことができていないのが懸念材料です。

 

【お客様視点のサービスを追求するケンコーコム】

ケンコーコムはお客様重視の戦略を貫いています。

健康に対するニーズは様々であり、人によって求める健康食品は異なります。健康に関するニーズを満たすために様々な商品を取り揃え、更に健康食品に関するお問い合わせなども薬剤師がメールや電話で無料で応じるのが長所です。

お客様一人ひとりに商品をお届けする物流機能を独自で作り上げたケンコーコムは、自社中心でビジネスを成り立たせる力を持っている会社です。

集中という選択という経営戦略は決して悪いものではないのですが、ケンコーコムのライバルが強すぎます。ケンコーコム最大のライバルはAmazonであり、Amazonやアスクルといった競合企業の存在が大きすぎて思うような利益が出ていない状態です。

お客様目線の経営戦略は非常に秀でているので今後も頑張って欲しいところですが、今後どうやってAmazonに太刀打ちするのかが非常に疑問です……。

 

【ケンコーコムの財務分析】

ケンコーコムは悲惨な結果を残している会社です。

2014年通期決算の売上高は208億2000万円、営業利益は-3億1000万円、経常利益は-2億8800万円、純利益は-4億2000万円で赤字となっています。

消費税増税やAmazonの成長などによって経営危機に立たされているケンコーコムは大変つらい局面を迎えています。どう考えても同業他社の存在感が強すぎであり、ブランド力もAmazonと比較すると脆弱なのは間違いないでしょう。

どうやって今後Amazonに勝っていくのか、ここが一番の問題点です。

財務状態は微妙です。

自己資本比率は41.8%。有利子負債額は2億2500万円です。

 

【ケンコーコム株に向いている投資スタイル】

ケンコーコムは非常に厳しい株です。

どう分析しても決算の結果は悪く、強力な同業他社が存在する現状はどうしようもないのです……。行っているビジネス自体は非常に将来性が高いものですが、そのビジネスモデルもAmazonに規模で惨敗している状態です。

赤字経営となっているので配当金は支払っておらず、そもそも会社自体が今後どうなるか非常に心配というのが本音です。

せめてAmazonに勝つための方法論が存在すればまだ勝機があるのですが、「お客様重視の経営」だけでは不十分であると分析しています。Amazonもお客様重視の経営を行って大企業へと成長したのですから、他の同業他社の明確な差別化ポイントをウリにしなければいけません。

それができていないから赤字という結果が出ているのでしょう。ケンコーコムはこの先も頑張って欲しい会社ですがAmazonという大巨人が聳え立っていることにより、経営環境が悪すぎることは拒めません。

 

【ケンコーコムの株主優待】

12月の権利確定日にケンコーコムを100株以上保有していると、4000円相当の割引券を受け取ることができます。

(上記の情報は2015年6月10日に記載しました)


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