地味過ぎて逆に注目したいホクリヨウ(1384)

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2月のIPO銘柄はゴロゴロ存在しますが、ここはあえてホクリヨウ(1384)に注目していきたい。

最初に申し上げておきますが、私はホクリヨウの株を購入する予定はありません。しかし、ホクリヨウは「新規上場株であるのにも関わらず、圧倒的に地味過ぎてかなり面白い」と私は思っているのです。

数多く存在するIPOサイトを見れば分かるのですが、ホクリヨウの知名度と注目度は圧倒的に低いです。それもそのはず。ホクリヨウのビジネスは「鶏卵の生産・販売」であり、ネット企業の上場が目立つ中、今どき堅実で普通過ぎるビジネスを行っているのが面白いのです。


出典 www.j-organic.jp

こういう会社、凄く好き。

私は地味な会社が大好きなんですよ。今は投資先のプロスペクトが株式市場で注目される存在として輝いていますが、私が取り上げた当初は一部の投資家にしか注目されていない地味株でした。

地味だけど潜在能力が高い株を見つけ出し、大きな利益を上げるのが長期投資家として重要な心構えだと思っています。

では、ホクリヨウはどうでしょうか。


出典 http://iposhinkireport.seesaa.net/article/412383246.html

ご覧のとおり、経常利益や純利益を分析しても持続的成長を遂げているわけではありません。鶏卵の生産・販売というビジネスモデルも地味過ぎるのですが、IPO銘柄でありながら成長性に期待できないのは痛手でしょう。

しかし、IPO銘柄でありながら平成26年8月期:20.00円の配当金を支払っているホクリヨウは安定株としての活躍が期待できます。

ですが、安定株を狙うのであれば既に上場している企業の中から投資先を選べば良いだけの話ですし、わざわざ新規上場銘柄で配当金収入を期待する必要もないと私は思うのです。

ホクリヨウは鶏卵事業が売上の大半を占めており、平成26年6月期(第66期)で113億400万円の売上を上げています。構成比は85.4%です。残りの売上は食品事業になります。

雛の専門育成農場を安平町早来に設置しているホクリヨウは品質管理を徹底した卵を生産しているのが強みです。正直に申し上げて既存の卵企業とあまり代わり映えはしないのですが、そこが地味だと評価される原因だと思っています。

ただ、ホクリヨウのような会社は社会に必要な存在であることは間違いないので、ビジネス自体の社会貢献度は非常に高いと評価しています。

株として評価すると正直言って色んな意味で微妙過ぎるのですが、1番の痛手は革新的なビジネスモデルでないことから驚異的な成長が期待できないことでしょう。昭和24年 (1949年) 5月17日に創立されたホクリヨウは古豪企業として活躍しており、65年以上の時間を経て新規上場を果たすのは感慨深いものがあります。

ビジネスモデル、決算内容、成長力といった全ての要素を分析しても地味過ぎて仕方ないため、市場の注目度が低いのは仕方ないでしょう。東証2部に上場予定というのも地味さに拍車をかけています。ここまで地味過ぎると逆に注目したいと思えてくるのです。

会社自体は堅実なビジネスを行っているので全然悪くないのですが、株は人気勝負になるため、長期的な株価の向上が期待できるか否かは非常に微妙です。自社製品の株主優待制度を作れば面白い銘柄になると思っています。

個人的には「鶏卵の生産・販売」というビジネスで新規上場を果たしたところに夢を感じるんですよねぇ……。ネット系企業の人気は凄まじいものがありますが、ホクリヨウのような社会にとって必要でありながら注目度が低いビジネスでも今の時代、新規上場を成し遂げることができるのです。

そこに私はロマンと希望を感じるのです。


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