赤字を出しても配当金を支払う株の特徴

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決算で赤字を出しても配当金を支払う株は、とある共通点があります。


1,会社の財務状態が優れている

会社の財務状態が良いと赤字決算を叩き出しても配当金を支払うパターンが多いのです。要するに「赤字になっても配当金を支払う余力がある」から財務優良企業は安定配当を維持することができるのです。

自己資本比率が高かったり、有利子負債がゼロだったり借金が極端に少なかったりする企業は財務優良企業です。

私はこういう会社を何百社も分析したことがありますが、「財務状態が良い会社ほど安定配当を支払う傾向が強い」という結論にたどり着きました。

そのため、安定配当を望む株主は財務優良株を買えば良いのです。

2,安定配当方針を固めている

安定配当方針を固めている会社は、赤字になっても従来と同じ配当金を支払う可能性が高いです。

会社のIR情報をチェックすれば「配当還元方針」について会社の考えが載っているので、「安定配当」という言葉を載せている会社は赤字でも配当金を支払うと思っても大丈夫です。

また、過去の決算を分析して「赤字に陥った年」に注目してください。

赤字になったときに配当金を支払った実績があれば、その株は「赤字を出しても配当金を支払う株」です。こういう株を買っておけば安定した利益を受け取ることができるので株式投資で継続的に儲けることが可能になります。

3,家族間の持株比率が高い

ここも重要なポイントになります。

上場企業の中には「家族経営」を重視している会社も少なからず存在し、同族で株を保有しているパターンが多いのです。

こういう会社は社員からすれば「家族間の経営が重視されており、やりがいがない」と感じるのですが、株主から見ればプラスポイントだと思ってください。

創業者を中心とした家族が株を持ち合っていると、「配当金をゼロにしたとき、1番被害を被るのは創業者の家族」です。そのため、会社が赤字になっても配当金という名の利益を望む傾向が強いので、意地でも安定配当を支払おうとします。

「赤字なのに配当金を支払うなんてふざけるな。配当金を支払う余裕があるなら給料を上げてくれ」と多くの社員は考えますが、株主からすれば同族経営は悪いものではないのです。

4.安定経営を志している

上場企業が全て成長を目指しているとは限りません。

中には安定経営を実現してそれなりの利益を得れば良いと考えている会社も存在するため、そういう会社の株を買って「安定配当」を受け取るのは得策になります。

安定経営を悪い意味で捉えると「成長性が期待できない」ということになりますが、安定配当を望む投資家は安定経営方針を固めている会社の株を買うのも一興です。

5,業績連動型の配当方針を掲げていない

業績が変動するたびに配当金が変化する会社は危険です。

こういう会社は「赤字になると配当金をゼロにする可能性が高い」ため、安定配当を望む株主は業績連動型の配当方針を固めている株を買ってはいけません。

赤字になっても配当金を支払うだけの余力がある会社の株を買うのが、安定して儲けるポイントになります。

以上の特徴を理解しつつ、「赤字になっても配当金を払う株」を探してください。赤字になっても配当金を支払うのは意外と大きく、株を長期保有して儲け続けるために重要となるのです。


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