国債と株はどっちが儲かる?

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国債と株は性質が異なる金融商品ですが、どちらがより儲かるか考えたことがあるでしょうか。


国債と株の特徴をまとめると以下のようになります。

【国債】

・元本保証型の金融商品

・利率が低い(平成24年に発行した固定3年国債は利率0.07%)

・安定した利益が見込める

【株】

・流動型の金融商品

・配当利回りは株によって異なる(配当利回りが5%を超える株もある)

・安定した利益を狙うのは難しい

大雑把に分けて株と国債は上記のような違いがありますが、結論を言ってしまうと私は株の方が儲かると思っています。

と言っても、国債が株と比較してダメな金融商品であると主張したいわけではありません。国債は安全資産の筆頭候補になるため、「損をしないで確実に不労所得を得たい人」は国債の方が向いています。

第27回の固定金利国債の利回りは税引き前で0.19%でした。

一方、株は0.19%以上の配当利回りを維持している株がゴロゴロ存在します。むしろ0.19%の配当利回りは相当低い部類に入るので、配当金狙いの方は物足りないと感じることが多いのです。

しかし、固定金利国債は利回りが低くても「元本割れしない」という株にはない長所があります。

株は元本割れする可能性がありますが、国債はそのような心配は不要です。インフレリスクに弱いという弱点を払拭することができないのが懸念材料で、それ以外に目立った短所はないのです。

株と国債をインカムゲイン狙いで長期投資する前提ならどっちが儲かるのでしょうか?

国債の利率が0.5%、配当利回りが3%の株を1000万円投資したと仮定して、5年間保有し続けたらいくら不労所得を受け取れるか計算してみます。

【国債の場合】

1年間の不労所得は5万円になります。固定金利なので2年目や3年目以降も不労所得は変わりません。

5年間保有し続けた場合の最終的なリターンは25万円です。

投資したお金が減らないという観点で考えると、国債はなかなか優秀な金融商品です。5年間で25万円不労所得が受け取れるのも悪くありません。問題は固定5年の個人向け国債で利率が0.5%を超えることがほとんどないことです。

【株の場合】

1年間で30万円受け取ることができます。配当金が変動する可能性もありますが、5年間ずっと同じ配当利回りだった場合、最終的なリターンは150万円になります。

株の利回りが高いのは「元本を保証しておらず、配当利回りも一定ではない」からです。

また、当然のことながら配当利回りが3%を下回る株も存在します。上記のようなリターンを狙いたければ配当利回りが3%を超えている株を買ってください。

【まとめ】

少ないお金でも良いから確実に不労所得を得たいのであれば国債がお勧めです。

株は大きく儲けられる金融商品ですが、儲けるための知識や戦略を理解する必要があります。投資初心者の方は「株価が変動する」という事実を過度に恐れる傾向がありますが、株価が向上すれば売却益を得ることができるので変動リスクはチャンスだと考えた方が良いのです。

しっかり勉強して大儲けしたいのであれば株を。すでにたくさんお金を持っており、守りの資産運用に手を出したい方は国債を購入することをお勧めいたします。


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