土地と株の大きな違い

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安全資産の代表格と言われている土地。安全資産を手に入れたければ、土地を買うべき!という意見も存在しますが、はたして土地投資は株式投資より儲けやすいのでしょうか?

安全資産という観点から考えると、確かに土地は強いです。土地は価値が消滅する心配がほとんどありませんし、土地を購入するのは資産運用の一環として有効です。

はっきり言うと、株よりも土地の方が安定性はあるでしょう。


株は上場廃止や倒産によって価値がゼロになる可能性があります。しかし、土地は価値が下がることがあってもゼロになることは大抵の場合ありえません。資産の安定度という観点から見ると、株よりも土地に軍配が上がってしまうのです。

では、株より土地を買った方が良いのでしょうか? いいえ、儲けるという観点から見ると株資産を増やしていくのが効率的であると考えられます。

その理由は以下の通りです。

1,土地は、使える土地と使えない土地がある

いくら土地の資産価値が無くならないと言っても、使えない土地を購入するのは意味がありません。山奥の土地を安く買って駐車場を作っても、利用者がいなければ全く利益が出ないのです。利益が出ないどころか赤字になる可能性もあります。

土地で資産運用をしたい場合、使える土地を選定する必要があるのです。

株式投資も同じで、株は使えない株と利用価値のある株が存在します。煮ても焼いても使えない株は配当金を出さず、何の利益も出してくれない株のことを指します。また、これから値上がりする可能性の無い株はクズ株と定義しても差し支えは無いでしょう。こんな株は保有しても意味が無いのです。

しかし、クズ株は利益を出しませんが、支出も出しません。悪い土地は固定資産税を発生させます。また、その他の維持費もかかるので「土地は買っておけば良い」という意見は誤りになるのです。この考え方は土地の価値が上がり続けたバブル期だけに通用する意見です。

使える土地を見極めて投資すれば、安全資産を築くことが可能になります。株も同じで、利益を出してくれる株を購入するように心がければ立派な戦力として活躍してくれるのです。

2,土地には限りがあるが、株には限りが無い

使える土地は儲かる土地です。資材置き場として活用できたり、駐車場として使用できたり、何らかの使用用途がある土地は良い土地です。このような土地を保有している場合、不労所得を得ることもできるので存在価値は高いと考えられます。


しかし、使える土地は限りがあるのです。人が住んでいない土地を買ってもあまり価値がありません。農業を始めるのであれば別ですが、勝手に稼いでくれる存在にするのは難しいのです。

つまり、勝手に稼いでくれる土地は限りがあります。

一方、株はどうでしょうか?

はっきり言ってしまうと、株には限りがありません。儲かる株はそこら中に転がっているようなものなので、配当金を出してくれる株だけを買う方針を貫いても、買いきれないほど株はたくさんあるのです。

土地は増えません。しかし、株は増えます。

上場する企業を見てください。1つの企業が上場するたびに、買える銘柄が1つ増えたのと同義になるのです。しかも株式市場は日本だけではなく、世界中に存在します。世界に目を向ければ、莫大な資金があっても株を買い占められないことに気づくでしょう。

つまり、株式投資は投資先に困らないのです。儲かる株だけを選定して買っても、いくらでも購入することが可能です。しかも情報も容易に入手できるので、手間もあまりかかりません。

3,土地は支出がつきものだが、株は支出が無い

先ほど申しあげたとおり、土地には固定資産税がかかります。また、その他の維持費も発生するので「土地を持っているだけだと赤字になる」のです。

土地は保有すればそれで終わり、というわけではありません。土地を購入したら、土地を資産として活用する方法を考えなくてはいけないのです。駐車場として利用するか、人に貸し出して収入を得るか、様々な手段がありますが「土地は収入を生み出すのが難しい」というデメリットがあります。

しかし、株は違います。株は買ったら終わりでも良いのです。

株を買った後はほったらかしにしても良いのです。ほっといても勝手に配当金を振り込んでくれるので、余計な手続きはいりません。配当金の増配や減配も投資先の会社が勝手に決めてくれるので、収入経路を確保するために頭を悩ます必要は無いのです。

株と土地の大きな違いをまとめると、以下の通りになります。

・安全資産という立ち位置では土地資産の方が優位

・収益を上げることを目的にする場合、土地よりも株の方が取り扱いが楽

・儲かる土地には限りがあるが、儲かる株は限りが無い

上記の意見を参考にして、自分が買うべき資産は土地なのか、株なのか考えた方が良いでしょう。


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