堅実経営を行なう会社に投資するメリット

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株式投資で儲けたければ会社の方針を理解し、自分の投資スタイルにあった株に投資する必要があります。


例えば、成長株投資を実行したいのに「堅実経営」を掲げている会社に投資するのは得策ではありません。

自分の投資スタイルと会社の経営方針が一致しないと投資効果も発揮されないので、「自分の投資スタイルと相性が良い経営方針を貫いている株」に投資することが重要になります。

「堅実経営を掲げている会社は成長意識に乏しいからダメだ」と断言する人もいらっしゃいますが、そういう人は成長株を求めているから堅実経営方針を毛嫌いするのでしょう。

見方を変えれば全ての方針にメリットがあることに気づきます。

私は成長株に投資して売却益を得たいタイプなので、「堅実経営」を軸に定めている会社との相性はあまり良くありません。しかし、安定株が欲しいと思ったときは堅実経営を実施している会社の株を買います。

では、堅実経営を行なっている会社に投資するメリットとは何でしょうか?

【堅実経営株に投資する利点】

1,黒字経営の維持が期待できる

堅実経営を実施している会社のほとんどは、決算が安定している優良企業です。

決算が安定しているのを別の視点で見ると「成長性が薄い」ということになりますが、堅実経営方針を貫いている会社に成長性を求めてはいけません。

黒字経営を持続し、株価が大して変わらない会社に投資すれば「株価の値動きを気にしない投資」実行することができます。株価の値上がりに期待できない分、売却益を狙うのは難しくなりますが配当金を得れば問題ありません。

何だかんだで黒字企業は魅力があります。

「銀行の定期預金よりも、高い利回りを確保したい」と思っている方は堅実経営を実行している安定株を買えば良いのです。インカムゲイン狙いの投資に徹するのも1つの戦略としてアリです。

2,安定配当を受け取れる可能性が高い

堅実経営を掲げている会社の大半は安定配当を支払っています。

考えてみたらこれは当たり前で、「成長性が望めないのに配当金を支払わない」のは完全なダメ株です。堅実経営株が輝いているのは「安定配当支払っている」からです。

もし、堅実決算を維持している会社が配当金を支払わなかったらどうなるでしょうか?

成長力に期待が持てず、配当金も出さない株は誰も買わないと思います。成長著しいベンチャー株に人気が集まっているのは「配当金がなくても将来成長を続け、売却益を得れば問題ない」と多くの投資家が考えているからです。

しかし、堅実経営会社に投資する場合配当利回りにこだわってください。

「安定配当を実施しているか?」という点に注目するべきです。

安定配当を支払わない堅実経営会社は投資する魅力が薄いと思います。

3,息の長い資産株として活躍してくれる

堅実経営を行なっていることを別の視点から分析すると、「無理な拡大戦略を避け、安定経営を維持する考え」を抱いていることが分かります。

つまり、拡大路線から外れたルートをたどっているので経営が安定する可能性が高いのです。無理に事業範囲を広げず、利益が出る事業に力を注いで会社を経営するのは悪い手段ではありません。

無謀な拡大路線を推し進めて経営危機に陥った会社も存在するので、堅実経営は否定しません。

しかし、堅実経営は大企業だから通用する方針だと思ってください。

たまに中小企業で「堅実経営」を実施している会社も存在しますが、そういう会社は大抵自己資本力に優れています。「拡大路線を歩まなくても良いほど財務状態が優れている」という証明になるため、安定株投資を実行するのに向いているのです。

実際に堅実経営を掲げている会社の株をいくつも分析してみましたが、大半が「黒字を維持している財務優良株」でした。

むしろ、赤字が続いていたり、財務状態が劣悪だったりするのに堅実経営を主張している会社はヤバいと思っています。

「堅実経営を目指す前にもっとやることがあるんじゃないの?」と本気で思います。

堅実経営を行なっている会社の株を買い、安定配当を受け取り続けるのは「強者の戦略」になります。投資資金が潤沢な方は堅実経営株を購入しても良いでしょう。


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