株の儲けは我慢料【邱永漢から学ぶ株式投資の極意】

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「株の儲けは我慢料」という名言を残したのは金儲けの神様と呼ばれた邱 永漢(きゅうえいかん)です。

邱 永漢は台湾生まれの実業家で経営コンサルタントとして活躍した実績があります。

200万円の元手を使用し、たった1年で5000万円を稼ぎだしたことのある凄腕の持ち主で、邱 永漢の名言は色々と考えさせるものがあります。

邱 永漢が言い放った「株の儲けは我慢料」という格言。これは本当に正しいです。

結局、株式投資というジャンルは辛抱強くないと儲けることができません。株式投資は自分の思い通りにならないことがほとんどなので、多少上手くいかなくても辛抱強く耐える精神力が必要になります。

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含み損を抱えているときは辛くて辛くて仕方ないと考える人がほとんどです。

その気持ちは理解できます。大切なお金が減っているのですから、これ以上損失を拡大しないために損切りを選択するのも1つの手段でしょう。しかし、「株の儲けは我慢料」という格言を学んでいれば「いかに含み損に耐えることが大切か?」ということが理解できると思います。

私は何回も含み損を体験したことがありますが、ほとんどの株が含み益を得るまで回復しました。

「株の儲けは我慢料」という格言を理解しているから現状を耐え忍ぶことができ、勝利を信じて株を長期保有することができるのです。

私の意見を述べさせて貰うと、株式投資で本当に辛いのは含み益を抱えたときです。

「何を言っているんだ? 含み益を抱えたらウハウハじゃないか」という意見もあると思いますが、含み益が出た株を売らないで長期保有するのは本当に辛いのです。

別に自慢しているわけでも何でもなく、「今得ている利益が消えるかもしれないという恐怖」を無視するのは相当な精神力が必要になります。

利食い千人力【りぐいせんにんりき】という言葉がある通り、株は売らないと利益は確定しません。

しかし、少し利益が出ただけで株を売っていたら大儲けするのは不可能です。ここに株式投資の難しさが隠されており、「含み益を我慢し、大きな利益を狙う」のが重要になるのです。

私は含み益が出た株を我慢できずに売り、後悔した経験があります。

2011年にアートネイチャー (7823)という株を810円で購入したことがあるのですが、アートネイチャーが1389円になった時点で株を売却したことがあります。

「ある程度株価が上がって売却したから私の勝ちだな」と考えていたのですが、現在の株価はいくらだと思いますか?

1株2954円です。


(アートネイチャーのチャート)

ね!? どう思います? これ? 

含み益に耐えきれずに、株を売却したんですよ私は。結局アートネイチャーはたった3年間で3倍以上に株価が暴騰し、1389円で売った私を嘲笑うように株価を伸ばし続けています。

勿論、こんなのは結果論です。

私は「それなりの利益を得たから株を売却しよう」と判断しただけの話であり、3倍以上に株が値上がりするなら絶対に長期保有を決め込んでいます。

ただ、見方を変えると私は負けたんです。

利益を出しても「含み益に耐えきれない」という敗北を決したのです。邱 永漢が述べる「株の儲けは我慢料」という考えを貫き通さなかったから、私は薄利で株を手放したのです。

邱 永漢の名言はただの理想論ではなく、実践で使用できる「実践論」であることを理解しなければいけません。私のアートネイチャーの例を見ても分かるとおり、株で大儲けしたければ我慢しなければいけないのです。

本当に長期投資で大儲けしたければ我慢することを覚えてください。含み損や含み益に心を左右されず、株の価値が向上し続けるのを信じて株を長期保有するのが得策になります。

株式投資で多額の利益を上げたければ、少なからず我慢が必要になるのです。


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