マズローの欲求5段階説から学べること

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マズローの欲求5段階説をご存知でしょうか?


出典  matome.naver.jp

 

マズローの欲求5段階説とは、心理学者のアブラハム・マズローが生み出した説になります。マズローは「人間の欲求は5段階のピラミッドのように構成されている」と述べ、数多くの人の注目を集めました。

 


出典 munejyu.blog113.fc2.com

マズローの欲求5段階説で最下層に属しているのは生理的欲求。

 

これは人間の欲望の本質である「食事・睡眠・排泄」などを目的としており、この層の欲が1番強いと言われています。これらの欲望は達成できないと生死に関わるため、何が何でも達成しなければいけません。

 

現在の日本は非常に恵まれているので食事に困ることはほとんどありません。そのため、第一欲求は皆満たされているパターンが多く、「毎日お腹いっぱいご飯を食べたい!」と望む人は大変少ないのです。

 

次に挙げられるのが安全欲求。

 

安全欲求を抱いている人は発展途上国に多く、紛争地域で生活している人の大半は安全欲求を重視しています。

この欲を満たそうとするのも当然と言えば当然で、「できるだけ安全な場所で生活して自分の身を守りたい」と望むのは人として当たり前の感情だと捉えることができます。

 

しかし、現在の日本は安全性に関しては非常に優れており、生きるか死ぬかのシビアな状況で生活している人は非常に少ないので安全欲求もクリアしていることが多いです。

 

3階目の欲求が社会的欲求。

 

これは組織に属して安心を得たいという欲求になります。実は日本人の中で1番多い欲求はこの社会的欲求ではないでしょうか。

できるだけ大組織に属して安全な地位を確保し、会社に属して自分の身を確保したいという欲求は理解できます。自分の所属する組織が強大であればあるほど安心感を抱くことができます。

 

今の若者の多くが大企業への就職を望むのは社会的欲求を満たしたいからではないでしょうか。

 

社会的欲求を重視する人はとても多く、大半の親が起業するよりも「大企業への就職」を薦めます。これは社会的欲求を重視しているからだと分析することが可能です。

 

次の段階の欲求は尊厳欲求です。

 

実は私は尊厳欲求が非常に強い人間でして、人よりも認められたい! 尊敬されたい!という意識がとても強かったのです。

 

これは多くの人が当てはまると思いますが、どんな人間でも自分がチヤホヤされるのは嬉しいもの。自分自身を褒め称えてくれる日常を過ごすのが理想だと考える人も少なくなく、有名人になって多くの人から注目されたいと望む若者は大変多いです。

 

が、今の私はそんなことはどうでも良くなっているんですよね……。

 

株式投資.jpの知名度が高まって以来、様々な媒体で私の誹謗中傷や賞賛の声を見かけますが、それらは全てどうでも良い。

私には頻繁にメールが届きますが、そのメールの内容も私自身を批判するメールであったり、逆に私を絶賛するメールだったり、私を頼ろうとするメールであったりするのですが、以前あれほど強く抱いていた尊厳欲求がどんどん薄れているのです。

 

人によって意見は全く異なりますし、人の評価というものは各自違います。

 

それはそれで別に良いのですが、他人の評価に振り回される人生が本当に有意義か?という内容について考え始めたのです。

 

私に対する評価は本気でどうでも良いと思っており、批判のメールを頂いても賞賛のメールを送って頂いても心が動くことが少なくなりました。昔はとても嬉しかったり悲しかったりしたのですが、何というか今は、他人の評価というものが本当にどうでも良く感じられるのです。

 

名声を高めるのはビジネスで重要となる手段なので「有名になる」という目標を抱くのは悪くないと思っていますが、自分が凄い人だと思われたいという欲求はかなり縮小しています。

 

これは1度味わって頂ければ分かるのですが、他人からあれこれ批評される立場になるとどうでもよくなるものなんですよ。

賞賛のメールを頂いても「これはこの人がそう思っているだけであって、私を無能だと考えている人も多い」と判断しますし、逆に非難のメールを頂いても「私を認めている人は一定数いる」という形で判断しています。

 

尊敬されたい、チヤホヤされたい、有名になりたいという意見は本当に分かるのですが、もう今は尊敬されたいというのは本当にどうでもよくなっています。人の評価は時期によって変わるのですから、そんなものに振り回されている時点でどうかしているのではないかと思います。

 

株価というのも現在の企業を評価する基準になっていますが、あれだってよく考えたらおかしいことばかりなんです。

 

企業価値が大して変化していないのに株価が上昇したり下落したり、企業が成長を遂げているのにもかかわらず株価が低迷するのは企業の本質的価値を表している数字だとは思えません。(長期的に見たら株価は企業の実態をある程度反映していると思います)

 

それにここ最近よく気づいたのですが、自分が良かれと思ってやっていることでも必ず揚げ足を取ったり何とかしてでも足を引っ張ってやろうと考えたりする人が出てくるため、人の評価を気にして自分の行動を決めるのは極めて馬鹿らしいと思い始めてきたのです。

 

そして最終段階の欲求である自己実現欲求。

 

現在の私は自己実現欲求を非常に重視しており、要するに「自分のやりたいことをやろう! 人の評価なんて気にしない!」という考えを抱いています。

 

人のために生きるのが美徳だと考えていましたが、全ての人の要望を満たすのは根本的に不可能です。それならば結果的に自分のやりたいことを実現するのが1番充実する人生を送れるのではないかと確信しているのです。

 

簡単に言ってしまえば「やりたいことをやろう!」という一言に尽きるのですが、そのやりたいことに対して評価が真っ二つにわかれても気にせず、本当にやりたいことを貫くのが1番だと感じています。

 

自分のやりたいことに対して「人から賞賛を受けたい」という欲望が少なからずある場合、これは第4段階の尊厳欲求に該当します。

 

第5段階の自己実現欲求というのは「他人の評価などは気にせず、本当に自分のやりたいことを突き詰めてやる」という欲望になります。これは正しいか正しくないかは関係なく、基準となるのは「自分のやりたいことをやる」ということだけです。

 

ちなみに、マズローの欲求5段階説は実は6段階説という意見が存在し、最終段階に「自己超越」というものがあります。

 

この自己超越は「目的の遂行・達成『だけ』を純粋に求める」という領域であり、自我を忘れてただ目的に達成のみに没頭するという領域になります。

 

私は第六段階の欲望は持っていません。

 

自我を忘れて目標を達成しようと考えたことは1度もなく、本当に自己超越的な人間は一部の天才のみに限られると思っています。

 

もし私が食に困る生活を送っている場合、間違いなく第一段階の「生理的欲求」が最優先事項になるでしょう。人間は1つずつ欲を満たしつつ、次第に自分の実現したいことに向けて動いていくようになるのが普通です。

 

マズローの欲求5段階説を意識し、自分がどの段階に属しているのか調べてみることをお勧めいたします。


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