隣の芝は青く見える心理 

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人間は自分の持っている物よりも、今保有していない物を高く評価する心理があります。

隣の芝は青く見える。これは自分の良いところを見ず、他者の良い部分ばかり注目して比較することから始まります。株式投資でも隣の芝が青く見えることは多々あります。


例えば、株を保有していても隣の株は青く見えます。

「自分の保有している株より、他の株の方が株価の上昇率が高いなぁ」

「やっぱり居酒屋業界の株じゃなくて、利益率の高いIT業界の株を買っとけば良かった……」

「今保有している株は配当金しか受け取れないから、株主優待制度がある株を買った方が良いかもしれない」

このように、自分の株の弱点ばかり気にして他の株の利点ばかり見るのは「隣の芝が青く見える心理」が働いている証拠になります。

人間は今保有している株よりも、まだ手に入れていない株を過大に評価する傾向があるのです。これは恋愛でも同じことが言えます。

自分に恋人がいても、ついつい他の異性に意識が集中することはよくあります。

「あ、あの人、私の彼氏よりカッコいい……」

「俺の同級生、彼女よりスタイルが良いなあ。ああいう女の子と付き合ってみたいな」

「あの人はいつも本を読んでいて知的っぽい。知的な人と会話したら色々と楽しいだろうな」

こういう風に、自分が持っていないものを人は求める傾向があるのです。人には必ず長所と短所が存在していますが、自分の恋人の短所ばかりに注目すると他の異性の長所が際立って見えるのです。

そして他者のことを羨ましいと思うようになります。これは紛れも無く、「隣の芝が青く見える心理」が働いています。

株式投資で勝ちたければ、客観的な目を養わなければいけません。また、自分の保有している株の長所を冷静に見つめなおし、あまり浮気をしないように心がける必要があるのです。

どうしても他の株が欲しくなってしまったら、投資資金を貯めて意中の株を購入しても構いません。しかし、新たな株を手に入れてもまた別の株が欲しくなってしまうのが人間の本質です。

ですが、より多くの株を欲しがる心理は決して悪い方向には働かないのです。

恋愛だったら別です。次々と他の異性が好きになってしまい、浮気に走るのは論理に反している行動です。しかし、株式投資は恋愛ではないので多くの株と付き合った方が良いのです。株数を増やせば増やすほど不労所得も増加していくので、「隣の株が青く見えたら迷わず買う」という方針を確立させるのもお勧めです。

人間には長所と短所がありますが、株にも長所と短所があります。ここで気をつけなくてはいけないのが、今保有している株を売却して新しい株に乗り換えないということです。

やみくもに投資資金を動かしていると、戦略が定まらないばかりか取引手数料の積み重ねによってどんどん資産が減少してしまいます。

そのため、他の株が青く見えるようになったら投資資金を貯めた後に株を購入した方が良いでしょう。


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