人や動物は努力が報われないと無気力になる

LINEで送る
Pocket

どうしても意欲が湧いてこないときは誰でもあります。

意欲が湧かない状態のことを「無気力」と言いますが、そもそも無気力になるのも理由が存在するのです。

無気力に関して興味深い実験結果が存在します。

犬を2グループに分け、1つは自らの努力で電気ショックを回避することができ、もう1つはいくら努力しても電気ショックが回避できないグループで分けられます。


出典 ilovekabegami.com

その結果、面白いことに電気ショックを回避できない犬はどんどん無気力になってしまったのです。電気ショックという不快な出来事を自分で回避できないと察した犬は、「努力しても無駄だ」という形で無気力になってしまうのです。

さて、ビジネスでは気力や意欲が重要と言われますが、常に高い意識を抱いて努力し続けている人は一握りしか存在しません。一流の人ほど意識も高く、優れた結果を残すことができますがこれは自分自身に気力があるからでしょう。

ソフトバンクの孫正義さんは意識が高い発言が目立ちますが、高い意識を保ち続けるのはとても大変です。

人が仕事や人生に対して無気力になってしまうのは、「努力しても報われない」という体験を積み重ねたからでしょう。先ほど解説した犬の実験のように、人は努力しても報われない状況が続くと気力がなくなってしまうのです。

人間も同じで、「自分の力で除去できない嫌な状況が長く続くと人は努力することをやめ、無抵抗になる」という実験結果が出ているのです。

つまり、人が仕事で無気力になってしまうのは努力が報われないというケースが大半だからでしょう。

いくら努力しても結果が出ない、努力しても意味がない、努力したところで良い結果が出ることは全くないという状況が続くと人は努力することをやめてしまうのです。そして、そのうち無気力人間になってしまいます。

考えてみたらこれは当たり前の話で、努力が報われないのに努力を続ける人は少ないのです。

無気力になってしまうのは無気力になる原因が存在し、決して「その人がダメだ」という意味には繋がりません。

確かに無気力人間は非生産的であるのは確かですが、人は誰しもモチベーションがなくなることはあります。そういうときは大抵物事が上手くいっていないときで、上手くいかない状態が長く続ければ続くほど無気力人間になるリスクが高くなると考えることができます。

そう考えると無気力人間というものは非常にかわいそうな存在だと捉えることができます。

今まで結果を出したことがなかったからやる気がでない。努力しても無駄。努力しても結果が出ないから、努力しても意味がないと考えるのが無気力人間の特徴になります。無気力人間は見ているだけだと「ただ怠けているだけでどうしようもない存在」のように映りますが、無気力なったのも理由があるのです。

そのため、否定するばかりの経営が本当に秀でた経営であるか、私達はもう一度考えなおさなくてはいけません。

仕事をしていると上司から否定されたり、足を引っ張られたりすることが多々ありますが、そういう経験を成し遂げる積めば積むほど人は仕事に対するモチベーションが低下していくのです。

「努力して結果が出ないと人は無気力になる」という事実をよく覚えて置かなければいけません。


スポンサードリンク