物事には必ずメリットとデメリットがある【アドラー心理学】

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長くビジネスを続けることができる会社に投資したければ「その会社がどれだけ社会貢献を成し遂げているか」という観点で会社を分析するのがお勧めです。

 

ただ、社会貢献と言っても物事には必ずメリットとデメリットがあるため、悪い部分だけをピックアップして「この会社の存在は本当に害だ! 潰れて欲しい!」と望む人が必ず出現するのも事実です。

 

多くの人に役立つビジネスをしても必ず第三者から叩かれます。それも正当性があるような言い分で叩き、「この会社は役に立っていない」とネガティブキャンペーンを展開するのがこの世の仕組みになります。

 

日本KFCホールディングス (9873)も一部の人から叩かれている会社です。


出典 blogs.westword.com

日本KFCホールディングスはケンタッキーフライドチキンを展開していますが、このケンタッキーフライドチキンという店舗は一部の動物愛護団体から滅茶苦茶に叩かれているのですね。

「ケンタッキーフライドチキンはニワトリを残酷に扱っている」という主張を続け、カーネルおじさんの人形を燃やす動物愛護団体も存在します。

 

普通に考えるとケンタッキーフライドチキンは、「多くの人に美味しいチキンを提供して社会貢献を成し遂げている」と評価することができるのですが、一部の人からは猛烈に批判されています。

 

結局、この世の中は何をしても批判する人は出てくるので、そんなのを気にしたら何もできないんですよ。

 

嫌われること、批判されることを恐れて何もしないよりも、一部の人から嫌われても良いから自分の信じる正義を貫く姿勢が重要になります。この考えは心理学者のアドラーが述べている意見であり、アドラーは「誰に嫌われても良いから、人に役立つと信じられる行動を続けろ」と発言しています。

 

そもそもアドラーは「他者貢献が自分の幸せに繋がる」と述べている心理学者ですが、私もこの意見には同意します。


出典 donhenley.blog.so-net.ne.jp

先ほど例を挙げたケンタッキーフライドチキン。ケンタッキーフライドチキンは一部の人から猛烈な批判を受けていますが、本当にケンタッキーは害悪の塊でしょうか?

 

確かにニワトリの立場で考えればケンタッキーはよろしくない組織になりますが、チキンを好む人間の立場で考えると「日本KFCホールディングスのお陰で美味しいチキンを食べることができる」と捉えることができます。

 

美味しいチキンを提供して多くの人々を満足させているのは日本KFCホールディングスの功績であり、沢山の人が日本KFCホールディングスの行動を支持しているから日本KFCホールディングスは黒字経営を保つことができるのです。

 

一部の動物愛護団体から見たら日本KFCホールディングスは悪かもしれませんが、悪や正義というものはそう簡単に決まるものではないのです。視点を変えればどんな組織も悪に見えますし、正義にもなりえます。それは歴史が証明しているのです。

 

大体この世の中は「善意」だと思っていたことが、結果だけを見ると全然「善」ではないということがよくあります。

 

例えば募金。

 

アフリカの貧しい子供たちを救うために募金をすべきというのが声高に上げられていましたが、結果を見るとどうでしょうか?

飢餓に苦しむアフリカの子供たちを助けるのは非常に立派ですが、寄付活動を通じて子供から大人になった一部のアフリカ人がアフリカ地域の治安を悪くしているという考察もできるわけです。

 

大人になった者が他の人間を襲ったり殺したりするのは間接的に寄付が犯罪の手助けをしていると解釈することもできます。これはとても捻くれた見方になりますが、私が言いたいのは「どんな行動でも完璧な正義は存在しない」という事実です。

 

アドラーはわざわざ自分が嫌われることをしろと述べているのではなく、「良かれと思ってやった行為で嫌われても気にするな」と述べているのです。

 

会社を分析するときも「この会社は多くの人から叩かれているから悪い会社なんだな」とイメージだけで解釈するのではなく、実情を分析した上で株を購入するのがお勧めです。

 

人間の感じ方は千差万別。自分が慈善行動を続けても嫌がる人は必ず出現します。

 

一部の人の意見を気にするのではなく、「自分が本当に正しいと思うこと」を続けるのが重要になるのではないでしょうか。これは会社を分析する上でとても重要になる視点になります。


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