今のプロスペクトは既存株主の利益なんか重視していないと思う

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メール数が多かったので2通まとめて返信します。

>差出人: みかみ 
題名: プロスペクトの第三者増資の検証

メッセージ本文:
岡本様
はじめまして。
私は昨年プロスペクトのホルダーとなってから株式投資.jpを発見しそれ以降覗かさせて貰っています。
プロスペクトを買ったきっかけは低位株で且つ有配当である。2点です。その後TOBのプロレス劇、業績の上方修正など楽しませて貰ってますが岡本様も胡散臭いと言っての通り信用できない会社では無いのかと感じてます。

理由は昨年の第三者増資から、太陽光発電の中止、お粗末だったTOBの失敗。そもそも第三者増資は太陽光発電事業をやる為。発表された9月は九州電力で自然エネルギー買取中止が問題となっていた時期。

わざわざ銀行融資が取り付けられない理由で30億もの増資をするのは無謀。案の定太陽光発電事業は中止。直後に豊のTOB発表、株価上昇、その間待っていたかのようにPJFは新株売却。

現在のところ50%売却済み。では昨年9月からのプロスペクト劇場で一番得をしたのはPJFです。結果論ですが増資は無意味。私はカーティスを特別背任罪で株主訴訟を起こしたいくらいです。(弱小株主で無理ですが)

27年3月期の好業績がカーティス社長の手腕ならば株価低迷の原因も増資よる希釈化でありカーティスに原因があると思うのですが岡本様はどのようにお考えですか。

 

実際問題、みかみ様のおっしゃることは実に真っ当であり、株価低迷の原因もカーティスにあるという意見は私も同意します。

1回目の高騰時はあかつきがプロスペクトの株を売却したのが原因で暴落しましたが、2回目は身内のPJFがTOBネタや上方修正ネタなどを活用してプロスペクトの株を売却したのはご存知の通りです。


私も本音で話してしまいますが、今のカーティスはプロスペクトの既存株主の利益を重視しているとは思っていません。


経営理念では「すべてのステークホルダーにベネフィットをもたらす戦略を追求します」と書かれていますが、今のところ全くできていないですね。

そもそもプロスペクトとPJF、PAMI(プロスペクト・アセット・マネージメント・インク)の力関係をどう見るかで見方が変わってくると思います。

普通に考えたらPAMIはプロスペクトの子会社なので、プロスペクトの方が上のように見えますが、私は別の見方をしています。

力関係(優先順位)

PJF>PAMI>プロスペクト

お分かりでしょうか? プロスペクトは子会社のPAMIよりも下の立場だと思っています。その理由はとても単純で、カーティスは今までの動きからPJFの株主に対する利益還元は積極的に行っていますが(新株売却)、プロスペクト本体の会社は隠れ蓑という見方をすることも可能です。

更にプロスペクトグループは実質的にアセットマネジメント事業が主軸となっており、もはやただのマンション販売会社ではありません。

正直な話、プロスペクトの既存株主の利益なんてどうでも良いのではないのでしょうか。だってプロスペクトの株主が100万円儲けようが、カーティスやプロスペクトには1円も入ってこないのですから。

プロスペクトはカーティスにとって利用価値がある会社です。

でも、アセットマネジメントは成功報酬があるので「お客様を儲けさせたら儲けさせただけ、自分も儲かる」という図式を立てることが可能です。

そのため、プロスペクト本体はただのカーティスが利用している会社としての見方もできるわけです。力関係で言えばPAMIやPJFなどの方が上で、だからPJFの利益を優先する行動を取ってもおかしくないと私は考えているのです。

まあ、でもそれが良いんですよ……。アセットマネジメント事業が発展しないとプロスペクトの発展もないですから……。小義を切り捨て大義をとる。それがカーティスの狙いで、それでPJFの利益を優先しているんだったら最高なんですけどね。ただ、間違いなくカーティスの頭は良いですよ。

TOBの件はプロレスなのかガチなのか分かりませんが、もしガチだったらがっかりですね。最初からTOBを成功させる気なんかなかったでしょう。豊商事が大した防衛策を投じるわけでもなく、あかつきの反対で終わるガチのTOB劇なんか失笑ものですよ。

それとも「株価が上がる材料」として利用し、ガチなのはガチだけど、上手くいったら安値で豊商事が手に入ってラッキー★という形でしょうか。で、失敗前提で株をさばくという。そうだとしたらそれはそれで頭が良いのですが、もう一発祭りが来てもおかしくないと思っています。

 

>差出人: 黒田

題名: プロスペクトの本日の動きについて

メッセージ本文:
プロスペクトは決算が良かったにもかかわらず、
結果寄り天の+2円という値動きで終わりました。

前日のブログで岡本様は「おめでとう」とプロスペクト株主に祝辞を述べられましたが
蓋を開ければいつも通りの抑え込むかのような動き。

昨今の疑義注記のゲーム会社のように明らかに操作されてるとしか思えない動きを
する株も多い中、
この株に望ましいのは仕手操作の爆上げをすることでしょうか?
「自然に上がる」ということがこういった新興株に関してありえるのかというと
まず無いと思っています。
これは現実的な話です。上昇が誰かに旨味がなければ決して上昇は無いというのが私の持論です。

岡本様はこの株が自然に上がって行くということは起こり得るとお考えでしょうか?
決算業績に関して割と良いからこそ、
仕手に妙味が無いとすれば上がり得ないとも思える今日の動きでした。
操作によってしか上がり得ないことを自覚することでしか持ち続けられないとも思います。
この株に操作妙味があることは間違いなく
なら今日の動きも説明がつくのかもしれませんが。

 

確かに、プロスペクトはなかなか業績通りに株価を上げない傾向があります。黒田様がおっしゃることも一理あると思っており、材料が出れば爆発的に上がる株だと思っています。

それが健全な株価の向上か否かと問われれば不健全かもしれませんが、プロスペクトに旨味があるのは確かだと私は考えています。(ただし、材料が出たらの話ですが)

自然に株価が上がるのは難しいのではないでしょうか。そもそも自然に株価が上がるのと仕手で株価で上がるのと違いを見極めるのが難しいという問題点がありますが、ここは今も昔も材料株だと思いますよ。

本当は業績に応じて株価が上がるのが理想なので、こういう動きは本当に困るんですけどね。ただ、既存株主にとって敵か味方か判断しづらいPJFもいるので「自然に上がっていく」という流れは考えづらいと思っています。

それにしてもここ最近、プロスペクトに対して不満を持つ株主が増えてきましたね(笑)

不平不満が蔓延し、この会社がボロクソに叩かれている頃が投資の絶好のチャンスだと私は思っています。私は60円台の頃からプロスペクトの株を当サイト(株式投資.jpはサイトであり、ブログではない)で紹介し始めましたが、その頃から比較したら確実にステークホルダーに利益を還元しているのですけどね……。

プロスペクトはこの胡散臭さが良いんですよ。素直に上がる株が欲しかったらプロスペクトなんか買わない方が良い。この胡散臭さを楽しめるか否かが、重要だと思っています。

ただ、プロスペクトにも素直な面はあるんですよ。

少なくともM&Aを重視し、多角化経営を実践する戦略は嘘ではないでしょうね。それは過去の実績を見れば分かりますから。だからM&Aに期待してプロスペクト株を保有するという投資スタイルも全然アリだと思っています。もちろん、材料待ちで投資するスタイルもアリですが。

素直と胡散臭さが混じっているプロスペクト。それが魅力であり、株主の神経を逆なでしている原因でしょう。


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