適時開示が求められる会社情報とはなにか【エナリスの件について】

LINEで送る
Pocket

上場企業には情報公開義務が発生しており、上場企業であれば「情報の適時開示」をするのが当然となります。


出典 listdose.com

この前提を守らないと投資家は「会社情報を通じて株を購入すること」ができなくなってしまい、健全な日本市場を形成することは不可能になります。

 

 

私は、上場企業の適時開示条件に関しては絶対に厳守するのが望ましいと考えており、ほとんどの投資家が私の意見に賛同して頂けるものと思っております。

 

さて、東証マザーズに上場しているエナリス(6079)は、適時開示義務を厳守していたのでしょうか。

 

WEBサイト記事及び書き込み等に関する当社の見解について

 

エナリスは上記のニュースリリースで、「平成 26 年6月にテクノ・ラボ社に対する売掛金1,050百万円の代金不払による契約解除を通知」と述べていますが、そもそも6月にテクノ・ラボとの契約を解除したのであれば、契約解除を認知した時点で株主に対して情報を適時開示するのが適切ではないでしょうか。

 

適時開示が求められる会社情報

 

上に張ったリンクは東京証券取引所のホームページであり、「適時開示が求められる会社情報」について記載しています。

 

東京証券取引所は「適時開示が求められる会社情報は、有価証券の投資判断に重要な影響を与える会社の業務、運営又は業績等に関する情報です」と述べており、テクノ・ラボの件は適時開示として求められる情報でしょうか。

 

今回、適時開示が求められる会社情報としての可能性がある部分を引用させて頂きます。

 

>17.業務上の提携又は業務上の提携の解消【上場会社の決定事実】

11.債権の取立不能又は取立遅延【上場会社の発生事実】

12.取引先との取引停止【上場会社の発生事実】

 

適時開示が求められる会社情報から引用

出典 http://www.tse.or.jp/rules/td/yousei.html

 

 

テクノ・ラボの売掛金売掛金1,050百万円の代金不払による契約解除は、「12.取引先との取引停止【上場会社の発生事実】」に該当するのではないでしょうか。

 

更に、平成26年6月に発生した「テクノ・ラボ社に対する売掛金1,050百万円の代金不払による契約解除」という件は、「17.業務上の提携又は業務上の提携の解消【上場会社の決定事実】」に該当するのではないでしょうか。

 

エナリスは2013年通期決算で101億7700万円の売上高を確保しています。

 

売上高の約10%を占めるテクノ・ラボとの契約解除は「適時開示が求められる会社情報」に該当しないのでしょうか。

 

 

上記の件に関しては私が個人的に抱いている疑問であり、世界平和の実現と人類繁栄に貢献したいと望んでいる「大義」を掲げたエナリスであれば、私の疑問はすぐに払拭して頂けるものだと信じています。

 

エナリスの「適時開示が求められる会社情報」に関する新ニュースリリースを期待したいです。


スポンサードリンク