イオン (8267)はなぜ苦戦を強いられているのか

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小売業界の超弩級戦艦であるイオン。

国内小売最大手のイオンが苦戦しています。


出典 www.tochigi-niceheart.jp

 

>国内小売り最大手のイオンが苦境にあえいでいる。1月9日に同社が発表した2014年3~11月期の連結決算は、営業利益が前期比48%減の493億円とほぼ半減した。金融やドラッグストア、海外事業が堅調に推移する一方、主力のGMS(総合スーパー)事業の赤字幅が一段と拡大したことが主因だ。

消費増税後の環境変化に対応できず、客離れが起きており、既存店売上高の前期割れが続いている。

決算説明会の席で、若生信弥・専務執行役グループ財務最高責任者は、「消費増税以降、(既存店の)回復が遅れている。小売りを取り巻く環境は厳しい」と述べた。また岡崎双一・専務執行役GMS事業最高責任者は、「消費増税後の対応に失敗した。価格政策のミスだった」と分析。外部環境のみならず、イオン自身の対策不足も認めた。

出典 巨艦イオン、GMS苦戦を立て直せず

 

これは仕方ないと思う。

消費税増税によって苦しんでいるのはイオンだけではありません。私も去年はベルーナ(9997)という会社の株を保有していましたが、高年齢者をターゲットにしているのにも関わらず増税の影響を直に受けて営業利益の減益予測が発表されています。

増税によって大打撃を受けている小売業界は、今かなり厳しい状況に立たされていると判断することができます。超弩級小売戦艦のイオンも例外ではなく、増税による消費マインドが改善されない限りこの不振は続くと予測しています。

 

連結子会社化したダイエーもイオンの足を引っ張っている状態です。

 

今後イオンに求められるのはダイエーを「イオン化」することであり、イオン色に染めることによって挽回を図るのが望ましいのです。ダイエーの連結子会社化はかなり大きな賭けになりますが、経営再建をしっかり行えば賭けに勝利することも可能です。

 

小売業界の優等生であるセブン&アイ・ホールディングス (3382)が持続的成長を遂げている中、イオンは苦戦を強いられている状況が続いているのは事実です。不動産業界に限らず、小売業界も二極化が発生しています。

 

勝ち組のセブン&アイ・ホールディングス (3382)。

挽回を狙いたいイオン (8267)。

 

個人的な意見を述べるとイオンはなかなか良い株だと思っています。増配を続けていますし、株主優待の質も魅力的です。それにここまで大きな会社が「消費税増税」ぐらいで終わるとは思っていません。

 

外部環境に責任転嫁するのではなく、自社の戦略も反省しているところもポイントが高いです。現在のイオンは苦戦を強いられているのは事実ですが、今後戦略の見直しなどを通じて「小売業界の王様」という立場を維持することができるか否かに注目したいです。


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