あかつきフィナンシャルグループ(8783)のIRが実に興味深い

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東証2部に上場しているあかつきフィナンシャルグループ(8783)がとても気になるIRを発表しています。


出典 www.homemate-research-company.com

アセットマネジメント事業関連子会社のグループ内再編に関するお知らせ


 

>1.株式譲渡の目的
当社グループでは、グループ戦略としてのアセットマネジメント事業の拡大強化を図って
おり、(1)平成 25 年 7 月に、ビジネスホテル等の不動産ファンド運用を行うリシェス・
マネジメント株式会社(旧称:ウェルス・マネジメント株式会社)を、WM社との株式交換
によりWM社の子会社とし、(2)平成 26 年 8 月に、高齢者向け住宅特化型の不動産ファ
ンド運用を行うNS社を、当社からの出資により子会社化してまいりました。
今後、CE社が両社株式を保有し経営管理を行うだけでなく、両社における情報やノウハ
ウの集約など、CE社を通じた各社の業務連携の推進を図ることで、各社における業績の拡
大、ひいては、当社グループの企業価値向上に繋げていくことを、今般の株式譲渡の目的と
しています

出典 アセットマネジメント事業関連子会社のグループ内再編に関するお知らせ 

 

なるほど……。

グルーベルス時代のホルダーは既に理解している人が多いのですが、実はプロスペクトとあかつきとの関係は見逃せないのです。

 

実はあかつきフィナンシャルグループ(8783)は平成25年12月17日にプロスペクトの関係を綴っているIRを発表しています。

第三者割当による株式の発行及び自己株式の処分に関するお知らせ 

 

上記のIRは約1年前のものになりますが、ここに非常に気になる文章が隠されています。

 

>そのような方針を進めるため、当社は、更なるストックビジネスの強化・拡大を目指すべく、マンション分譲開発並びに不動産私募ファンド業務及び上場株式・J-REIT 等を対象とするファンドの組成・運用・管理業務を行う株式会社グローベルス(以下「グローベルス」といいます。)グループとの間で、共同でファンド運用の準備を行う予定です。
グローベルスの子会社である株式会社プロスペクト(以下「プロスペクト」といいます。)は、過去に子会社の資産運用会社を通じて、J-REIT であるプロスペクト・リート投資法人(東証上場)に関与していた経験から、不動産運用及び投資顧問、並びに証券投資顧問における十分な実績及びノウハウを有しています。

そのため、グローベルス及びその子会社からなるグローベルスグループと協力関係を構築することは当社グループのアセットマネジメント事業の強化に繋がるものと考えております。
今回の資金調達により、グローベルスグループが展開するアセットマネジメント業務におけるノウハウの取得や同社グループのアセットマネジメント業務におけるネットワークとの構築を図り、当社グループのアセットマネジメント事業の拡充を図ってまいりたいと考えております。

出典 第三者割当による株式の発行及び自己株式の処分に関するお知らせ 

 

要するにあかつきとプロスペクトが共同でファンド準備を行うという話は1年前から進められていたのですが、現在に至るまでその準備は「材料」という段階でしかありませんでした。

 

しかし、1年前のIRにも「ウェルス・マネジメント」の名はバッチリ刻まれていますし、今回のIRにもウェルス・マネジメントという名前が綴られています。

 

ちなみに、プロスペクトとの共同ファンド運用準備を行う予定と書かれていたIRの発表日は平成25年12月17日。あかつきフィナンシャルグループが親会社となっているキャピタル・エンジン株式会社の設立年月日は平成25年12月17日です。

 

これは偶然か?

 

このIRはまだ真意は不明ですが、プロスペクトの材料の1つである共同ファンド計画は歩を進めたのではないかと私は解釈しています。引き続きこの興味深い流れを見守っていきたいです。


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