幸楽苑 (7554)が290円の中華そばを販売中止!

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東証1部に上場している幸楽苑が看板メニューである290円の中華そばの販売を中止することを決めました。


出典 diary.overlasting.net

>同社は、約10年にわたって看板商品だった290円(税抜き)の「中華そば」の販売を中止し、2015年4月から500円台の新しょうゆラーメンに主力商品を切り替える計画だ。11月27日の決算説明会で、新井田傳社長が明らかにした。主力商品の交代で、低価格志向から高単価路線への大転換を図る。

出典 幸楽苑「290円ラーメン」販売中止の衝撃

 

懐かしいなぁ。

 

私は大学時代の頃、夜勤のバイトを行っており、夜勤時に休憩を頂いて幸楽苑で290円の中華そばを頼んだことがあります。その頃は冬だったので幸楽苑の中華そばが大変美味しく感じ、バイトを頑張ろうという意欲が向上しました。

 

たった2年前の話になりますが、あの頃はあの頃で楽しかったですね。

 

現場監督さんからコーヒーを奢って頂いたり、一緒に働いているバイト先の方から缶コーヒーを差し入れして頂いたり、本当に優しい人に恵まれて幸せでした。私は今も昔も人に恵まれているなぁとつくづく痛感しております。

 

幸楽苑が看板メニューである中華そばを廃止するのは本当に残念です。

 

円安による原料高によってどう考えても290円の中華そばを維持するのは難しいと分析していましたが、まさか廃止になるとは驚きです。これで幸楽苑はメインメニューという1つの強みを失った代わりに高単価商品で勝負する路線に切り替わるのでしょう。

 

>方針大転換のもう1つの理由が、昨今の食材費・電力料・人件費の3大コスト増だ。2014年度第2四半期(4~9月期)実績でも、人件費が前年同期比1.8%増、光熱費が同5%も増加するなど、利益を圧迫している。この経営環境下では290円の価格で中華そばを提供していくのは困難だと踏んだ。

新井田社長は「大好評の岡山県限定ラーメンを見て、290円の中華そばをやめる決心がついた。今の外食業界は低価格路線が失敗している。高単価商品で勝負するグッドタイミングだと感じた。この新商品はわが社を救う“渾身の一杯”になるだろう」と語る。

出典 幸楽苑「290円ラーメン」販売中止の衝撃

 

この意見は確かに正論で、元々低価格路線で利益を上げるのはかなり難易度が高いんですよ。ビジネスを展開するのであればお金持ちを狙ったビジネスを行うのが1番良いのです。そうすれば高単価高利益率を維持して多くの利益を生み出すことができますから。

 

ただ、幸楽苑の客層はどう考えても富裕層というより一般層の方が多いため、「低価格」を武器に躍進を続けてきた幸楽苑の今後が安泰であるとは限りません。

 

特に外食産業は日々の固定費もかなりかかる業種になりますので、低価格という強みを捨てて本当に勝てるのか私は疑問を抱いています。

 

幸楽苑の290円中華そばは看板メニューであり、広告代わりに出していると分析していたのですが、広告効果がどうなるのか心配ですねぇ。

 

290円の中華そばをお客様に注文して頂き、他のメニューも組み合わせて客単価を上げる戦略を取っていた幸楽苑ですが、今後はこの戦略が通用しなくなります。

 

290円の中華そばは利益を圧迫しているのは確かな事実ですが、利益よりも「宣伝効果」という点に注目すべきです。

 

中華そば目当てに幸楽苑に足を運んでいたお客様の客離れが進むのは十分に予測することができ、広告という観点から見れば290円の中華そばを廃止するのはかなり厳しいです。

 

290円の中華そばという宣伝効果の高い最強の武器を手放し、躍進を果たすことができるのか。

 

幸楽苑の今後に注目したいです。


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