キリンビールは本社自社ビルを売却して誇りを失った?

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大手企業に勤めている人だと、自社ビルが存在することを誇りだと感じている人も多いようです。


出典 yasubonhitorigoto.seesaa.net

>「生活に窮して、先祖代々の土地を売ってしまった。仕方なく居候しているが、なんとなく生活にハリがない-そんな心境です」

こう語るのは、キリンビールの営業マン。キリンは’13年に、原宿にあったキリンビール、中央区新川にあったキリンホールディングス(キリンHD)などの本社を売却し、中野のセントラルパークサウスに移った。ちなみに中野のビルは自社ビルではない。

「海外事業の失敗が響いて、資金が必要になったのです。それまでバラバラだったグループ会社をまとめるという前向きな意図もありましたが、やはり古くからの本社を売却して自社ビルでないところに入るというのは気分のいいものではありません」(前出の営業マン)

出典 やっぱり間違いだったのか キリンとソニー「本社を売ったら、売れなくなった」理由

キリンビールは2013年に自社ビルを売却したのですが、上記の文章のように「誇りが失われてしまった」と捉える社員もいらっしゃるようです。キリンホールディングス(2503)は東証1部に上場している勝ち組企業で、2010年から2014年にかけて黒字経営を維持している優良企業です。

個人的な意見を述べれば東証1部の大企業に勤めているだけで素晴らしいと思っているのですが、それにプラスして本社自社ビルがあると「自社ビルを持っている大企業に勤めている」というステータスがつくため、誇りをより強く持てるというのはあるでしょう。

キリンビールホールディングスはサントリーホールディングスに売上高を抜かれ、業界2位になったということもあり、意気消沈している意見も多いのですがそもそも黒字経営を続けているだけで私は非常に立派だと思っています。

確かにキリンビールホールディングスは成長性という意味で言えば微妙です。2兆円以上の売上高を確保していても売上高はずっと横ばいの状態が続いており、成長は頭打ちという印象を受けます。

既に大企業となったキリンビールホールディングスは成長性を求める株ではなく、安定配当や株主優待などに期待する資産株になります。自社ビルを失い、業界1位という座を受け渡してしまったキリンビールホールディングスが再び再躍進を果たすことができるのか注目したいです。


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