新築マンションが中古マンションに負けているのは本当なのか

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面白い記事を見つけました。

 

>国内マンション市場ではこれまで、新築と中古の販売数に大きな乖離があった。新築が最も売れた2000年には、首都圏の新築販売9.5万戸に対し、中古は2.5万戸と4分の1程度の水準だった。ただ最近はこの差がグッと縮まり、ついに「2015年には新築と中古の販売数が逆転するかもしれない」との見方が急浮上してきた。

2014年を振り返ると、「新築、中古とも順調に推移し、特に新築は2013年の5.6万戸と並ぶ高水準を維持する」と、当初は見られていた。が、消費増税の影響もあり新築、中古ともに消費者の購買意欲が一向に上向かなかった。

インテリックスの山本社長は「中古は2013年に急成長した反動で、いったん後退する」(2014年4月時点)、「新築は4.5万戸程度になりそう」(同7月時点)と、厳しい市場になることをいち早く公言していた。

出典 中古が新築を逆転?マンション戦線異常あり


出典 commons.wikimedia.org

 

あはははははははは(笑)

確かにこの記事は一理あると思います。消費税増税によってマンションの購買意欲が減退したというのは確かな事実でしょう。

 

しかし、それはマンションに限った話ではなく、小売業界も直面している問題です。要するに消費税増税で購買マインドが停滞したというのは不動産業界に限った話ではなく、安い物を売っているスーパーマーケットでも増税の負の影響を受けたのです。

 

>2015年の新築市場については、不動産コンサルティング会社・トータルブレインの杉原禎之取締役も「駅から遠い、沿線の魅力が弱いといったエリアでは、建築費の上昇を受けて販売価格を上げた物件が苦戦を強いられそうだ」と見通す。こうした物件が足を引っ張り、首都圏全体で見ると販売戸数は伸び悩みそうだ。

出典 中古が新築を逆転?マンション戦線異常あり

 

新築マンションが売れなかったのは「新築マンションの需要が落ち込んだ」とは別問題だと私は分析しています。

 

要するに今は好立地の新築マンションが出回らないだけであり、良物件の新築マンションがなかなか出ないから消費者が良立地の中古マンションを購入するという流れが到来しているだけです。

 

逆に言えば「好立地の新築マンションを販売している会社はかなり将来性が高い」と判断することができます。

 

不動産業界で二極化が進んでいるのは確かな事実であり、中古マンションじゃないと売れないという意味には繋がりません。むしろ良立地の新築マンションは供給数が少ないのでかなり需要は高いと分析しています。

 

要するに「立地が悪い新築マンション」と、「立地が良い中古マンション」のどちらが需要があるかという話なんですよ。

 

今のところ後者の方が需要は高いです。

 

結局、立地が良いという条件をクリアしていれば新築の方が売れます。特に今は好立地の新築マンションがなかなか出回らないので、その影響を受けて中古マンションを購入するという流れが到来しているのです。

 

それに不動産は時が経てば経つほど資産価値が落ちるので今も昔も新築マンションを求める需要は根強いです。コストパフォーマンスという点で分析すれば中古マンションの方が良いのかもしれませんが、やはり立地だと思いますね。

 

だから私は何度も「良立地の新築マンションを販売している会社は有望」だと述べているのです。

 

消費税増税の影響は不動産業界に限った話ではないですし、そこはちょっと違うかなぁと。勿論、消費税増税でマンション販売意欲が落ち込んだのは確かな事実ですが、それは不動産業界に限った話ではないので。

 

データというものは見方によって全然意見が異なるから面白いですねー。


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