ワタミ(7522)が居酒屋メニューを平均1割値下げすると発表

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東証1部に上場しているワタミが自社で運営している「和民」や「わたみん家」といったなどのメニュー価格を改定すると発表しました。


出典 wm.atmatm.jp

>同社は最近の営業不振について、「料理やサービスのレベルが低く、価格を上げてきた中で、お客さまに価値を感じてもらえる店が作れなかった」(清水社長)ことが原因と分析。値下げで顧客満足度の向上を図る考えだ。

出典 http://www.sankei.com/economy/news/150319/ecn1503190035-n1.html

ワタミと言えば安く楽しめる「居食屋」として多くの人から受け入れられていたのですが、値上げ路線を走って客単価向上を成し遂げた反動として客足が遠のいてしまい、2014年通期決算で赤字を出しています。

「2850円に上昇していた税抜きの客単価を2600円程度に抑える」という戦略を取り、客単価を引き下げてお客様の数を増やすという薄利多売戦略を採用する予定です。

しかしながらそもそもメニューの値上げを実行したのは「他の居酒屋との安売り合戦から逃れるため」という思惑があったのですが、もう一回値下げしてしまうとまた逆戻りになってしまいます。

今回の件でまたワタミは安売り路線を走ることになり、利益を上げるのが難しくなってしまうと予想することができます。お客様の立場から考えれば今回の値下げはとても嬉しいのですが、ワタミからすれば今後利益を上げる難易度が高くなります。

商品値上げ戦略が不振に終わり、また値下げを通じて価格競争に巻き込まれてしまうのは良策だとは捉えていません。

お客様に価値を感じる店を作れなかったのであれば値下げという安易な手段を実行するのではなく、商品の付加価値を高めて顧客満足度を高める戦略を貫くのが将来に繋がると判断しています。

戦略が迷走しているワタミは今後どういう風に経営を建て直していくのか注目です。


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