東証1部に上場している任天堂(7974)がニコニコ動画の2次創作を公式に許可することを発表しました。
出典 www.gizmodo.fr
>ドワンゴとニワンゴは11月17日、任天堂の著作物を含む動画が、12月1日から「クリエイター奨励プログラム」に対応すると発表した。
キャラクターや音楽、プレイ画面などを利用した2次創作動画をユーザーがニコニコ動画にアップロードすると、動画の人気度に応じてクリエイターに奨励金が支払われる。
「ゲーム文化の裾野を広げるため、実況動画を始め愛ある創作に安心して取り組んでほしい」(任天堂 岩田聡社長)と、任天堂が発売するゲームの一部を“親作品”として認定。ユーザーから申請された動画に同社が許諾を与えることで“公式2次創作”を可能にする。
出典 任天堂、ニコ動で2次創作を公式に許可 「マリオカート」「ゼルダの伝説」など
非常に素晴らしい。
超一流の上場企業が2次創作を公式に許可するのはとても珍しく、今回のニュースは「任天堂が時流に対応していること」を示しています。
私は昔から任天堂は非常に優れた会社だと分析していましたが、今もその考えは変わりません。
株自体は持っていないのですが、今も昔も任天堂は世界を代表する優良企業です。
「ゲーム文化の裾野を広げるため、実況動画を始め愛ある創作に安心して取り組んでほしい」というコメントは非常に素晴らしく、任天堂がゲーム文化の発展に貢献しているのは確かな事実です。
任天堂のように世界を視野に入れている大企業が「2次創作を許可する」というのはゲーム文化の大きな発展が期待できる出来事になります。
一般的に2次創作は著作権違反という形で敬遠されることが多いのですが、文化の普及を成し遂げたければ2次創作を推奨した方が良いと私は考えています。
インターネットがここまで発達した今、2次創作を制限するのは得策ではありません。
私がコンテンツを制作する立場だったら2次創作は絶対に許可します。なぜなら2次創作を推奨することによって「ゲームやキャラクターの認知度が高まり、多大な広告効果」を得ることができるからです。
任天堂も2次創作の効果を理解しているから、今回2次創作公式許可という英断を下したのでしょう。大企業でありながら時勢を読んだ対応を心がける任天堂の瞬発力は本当に優れています。
さすが日本を代表するゲーム企業です。
任天堂(7974)が2次創作を公式に許可する
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