業績低迷が続くシャープ(6753)が賃金削減を本格検討

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3兆円近くの売上高を上げている東証1部の大企業であるシャープですが、業績低迷が続いている状態です。


出典 jp.wsj.com

>シャープは18日、社員の賃金を減らす方向で本格検討に入った。テレビや太陽電池事業などの不振で2015年3月期連結決算で2500億円に迫る最終(当期)赤字を計上する見通しとなったためで、削減幅は数%になるとみられる。5月中旬に発表する中期経営計画で明示し、できる限り早期に実行する。

同社は18日午前、15年春闘で労働組合に対し、定期昇給を凍結せず、賃金体系を維持すると回答。夏のボーナスについては、14年夏・冬の2カ月分から1カ月分に半減するとした。だが、賃金削減を中期経営計画に盛り込むことは避けられない状況で、今後、構造改革とセットで賃金の削減幅を詰め、改めて労組に提案する。

出典 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150318-00000042-mai-bus_all

シャープといえば一昔前は「就職したら一生大丈夫」と言われていた企業なのですが、現在は莫大な借金を抱えており、財務状態も悪いです。

9775億8200万円の有利子負債が経営の足を引っ張っており、自己資本比率も10.8%という驚愕の低さです。更に言えば業績も全く安定しておらず、今期も赤字になってしまうのであれば本格的にヤバイと解釈することが可能です。

コストカット策の1つが賃金削減という方法なのですが、今回の件を通じて優秀な人材が流出しないかがとても心配です。

結局業績を上げたければ優秀な人を多く獲得するのが有効であるため、賃金削減という手段で優秀な人材が減ってしまうと黒字転換を成し遂げるのも難しくなってしまいます。

現在のシャープは成長企業とは言えず、むしろ経営危機に陥っていると捉えることが可能です。

人件費削減が良い方向に進むのか否か、財務状態に余裕がない苦肉の策を行っているシャープは今も正念場の時期が続いています。


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