TBKは低く見せる作戦を実施していたとしか思えない

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私の好きなTBKが2015年中間期・上期の決算を上方修正しました。


平成 27 年3月期 通期連結業績予想

売上高…450億円→465億円(3.3%)
営業益…29億円→32億円(10.3%)
経常益…29億円→32億円(10.3%)
純利益…21億円→24億円(14.3%)

ソース http://www.tbk-jp.com/pdf/Shusei_0805.pdf

伸び率を言えばそこまで高くないのですが、従来の予想よりも高い「上方修正」を行なったことにより、TBKの株価も向上している状態です。

TBKと言えば私が短期売買を繰り返していたので個人的に印象が残っているのですが、「やっぱり低く見せる作戦を実行していたな」と思いました。

減益予想を発表する会社はやる気があるのか?【5月16日】

上記の記事を閲覧して頂けると分かるのですが、私は記事内で「要するに最初は投資家に期待させず、後の株価下落を避けるために減益予想を発表する」と述べました。

TBKも通期決算を弱気に発表していた典型的な日本企業ですが、TBKのように「低い目標を設定し、目標額を上回るように業績を向上させれば投資家の好感を得やすい」のです。

そのため、最初から強気の決算予測を打ち出すのは望ましくなく、「弱気な決算予測を出して途中で上方修正する」のが株主の期待に応える最善策になります。

 

どう見てもTBKは低く見せる作戦を実施していたとしか思えないんですよねぇ……。

 

別に「低く見せる作戦」が悪いと言いたいわけではありません。年間配当額も14円から16円に引き上げているTBKは東証1部で光り輝く超割安株として評価することができます。

 

「いやー、それは結果論で、たまたま業績が良かったから上方修正しただけで、低く見せる作戦とか考え過ぎじゃないの?」という意見もあると思います。

確かにそう言われてしまうと反論できないのですが、今年は「来期の決算予測を弱気に設定する企業」が大変多い事実を隠すことはできません。

先程も申し上げた通り、「最初は悲観的な業績予測を出し、目標達成のハードルを低めれば上方修正を出したときに株価が上がる」のが低く見せる作戦のメリットになります。

TBKのように低く見せる作戦を実施している企業はとても多く、今後も「サプライズのように見える上方修正」が勃発すると予測しています。

 

特に消費税増税の反動減を過度に気にしている企業は、「そこまで消費税増税の影響がなかった」という形で上方修正を行なうことが多いと予想しているのです。

個人的な意見を述べれば、「最初から実現するのが無理な決算予測を打ち立てる企業より、TBKのように低く見せる作戦を実施している企業」の方が好感が持てます。

TBKは決算予測は弱気ですが、確かな結果を出しているから偉いのです。長期投資を実行するなら「TBKのように堅実に結果を出し、株主の利益還元をしっかり行なう割安株」を購入するのが得策になります。

 


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